イネコキ

2005年09月23日 | 健康・病気

足踏みの音の疲れし脱穀機   松倉ゆずる

9月22日の「増殖する俳句歳時記
に紹介された句です。
この句の「音の疲れし」がうまい表現だなと思った。
イネコキは、最初は重いがドラムが回り始めると、
あとは足を踏むタイミングさえはずさなければ、
けっこう楽に動いてくれる。
それでも長時間はたいへんだ。。
この句は、秋の夕暮れのころを詠んだ句か。
一日、イネコキを踏み続ければさすがに疲れてしまう。

ところで、この句の紹介文に載っていた絵に私は驚いた。
このイラストのミノル式イネコキは、
うちにあったものと同じなのです。
私は、2002年1月29日の九想話「足踏み脱穀機」に
実家にあったイネコキの写真を載せました。
見比べてください。まったく同じです。

こんなふうにして、懐かしいものと出会うのは嬉しいですね。

コメント
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