息子の恋人

2008年05月06日 | 健康・病気
息子のUが恋人を連れて家に来た。
先週、連れてくると女房にメールをくれていた。
私の休みの日が不定期なので調整がむずかしかったようだ。
現在の勤務地で私は土日にほぼ出勤している。
こういうことを思うと、警備員というのはまともな仕事と思えない。

午後、勤務明けで家に帰って食事をして寝ていたら、
私に女房から電話が来た。
「アパートを探しに不動産屋に来ていて、
 保証人になってもらおうと私に電話したが
 電話がつながらないとUから電話が来ているからUに電話して」と。
もうUは彼女と暮らすらしい。
私は急いでUに電話した。
そのとき息子の携帯電話にはつながらず、
すぐUから電話がかかってきた。
Uからの電話が一瞬、Kからだと思った。
Kの声とまったく同じだった。
やっぱり双子なんだなとじみじみ思った。

午後4時頃、Uと彼女は来た。
私はジーパンに半袖のポロシャツを着ていた。
午後、所沢は夏みたいに暑かった。
しっかりしたお嬢さんだった。
私はくたびれた“お父さん”だった。
大学のグリークラブの1年後輩だという。
大学時代にはほとんどつきあっていなかったらしい。
どんなふうにしてつきあいはじめたか訊きたかったが、
訊けなかった。

今日、探してきたアパートが、
以前義母が住んでいた所に近かったので、
そのあたりの話をお義母さんが一所懸命話していた。
その辺のスーパーやクリーニング屋のことより、
彼女のことを私は訊きたかったが、
お義母さんは得意になっていろいろ話していた。
“ああ、めんどくさいな”と思った。

ほとんど彼女のことは分からず息子たちは
ほぼ1時間弱家にいて帰った。
ま、このときだ~とばかりに彼女にあれこれ尋問するより、
ぼーと、くたびれたポロシャツを着ている
親父を演じられていたのはよかったかも知れない。

6月から一緒に暮らすらしい。
結婚式は挙げたいらしく、これから式場を探すという。
来年くらいになっちゃうかな、といっていた。
私も息子のKも挙げてないので、
Uの結婚式に出られるのはまんざらでもない。
(たんなるミーハーですね)

Uの恋人は、大学出のキャリアウーマンという感じだった。
仕事はパソコンのソフト関係で、客先のクレームなどを聞いて、
客の要望にそったようにシステムを変更するような仕事といっていた。
夫婦そろってパソコンのソフトの仕事をすることになる。
私のこれまでの人生にはまったく縁のない女性でしたね。

とにかくこれで息子2人が所帯を持つ。
よかった、よかった。
もう私の役目はすべて終わった。
あとは自分の人生の終え方をじっくり考えよう。


コメント (2)
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