俳句界6月号に、文学の森五周年記念読者参加スペシャル企画
「五月五日五時の句」の発表があった。
私の句が大賞になっていた。
こどもの日モニター監視異常なし
女房にいわせると「なに?これ、俳句?」
私は返す言葉がない。
5月6日、24時間勤務明けで家に帰って、
「増幅する俳句歳時記」を見たら、
五月五日五時に何をしていたか、
それを俳句にしてと投句してくれ、と書いてあった。
何事にも参加したい私は、
それから締め切りの時間まで俳句を考えた。
そして考えた末に投句したのがこの句です。
5月5日の夕方5時ごろ、
あちこちのマンションの要所を映し出す防犯カメラが、
祭日で休みの父親、母親と遊ぶ子どもたちの姿を映しだしていた。
とにかく「異常なし」だった。
このまま何もなく一日が終わってくれればいいと思いながら
モニター監視を私はしていた。
何年か前の私も、モニターに映っていた家族のように
子どもたちと遊んでいた「こどもの日」。
それだけの句です。
だから女房から「なに、これ?」といわれたらいい返すことができない。
それでもこの句には愛着があります。
なをさん、教えてくださってありがとう。
いろり端に書き込んでくれなかったら、
私はこのことを知らなかったと思います。
今回の受賞で私は、これからも俳句をつくり続けようと思った。
へたなりにつくり続けていれば、
そのうちいい句をつくることもあるかもしれない。
「五月五日五時の句」の発表があった。
私の句が大賞になっていた。
こどもの日モニター監視異常なし
女房にいわせると「なに?これ、俳句?」
私は返す言葉がない。
5月6日、24時間勤務明けで家に帰って、
「増幅する俳句歳時記」を見たら、
五月五日五時に何をしていたか、
それを俳句にしてと投句してくれ、と書いてあった。
何事にも参加したい私は、
それから締め切りの時間まで俳句を考えた。
そして考えた末に投句したのがこの句です。
5月5日の夕方5時ごろ、
あちこちのマンションの要所を映し出す防犯カメラが、
祭日で休みの父親、母親と遊ぶ子どもたちの姿を映しだしていた。
とにかく「異常なし」だった。
このまま何もなく一日が終わってくれればいいと思いながら
モニター監視を私はしていた。
何年か前の私も、モニターに映っていた家族のように
子どもたちと遊んでいた「こどもの日」。
それだけの句です。
だから女房から「なに、これ?」といわれたらいい返すことができない。
それでもこの句には愛着があります。
なをさん、教えてくださってありがとう。
いろり端に書き込んでくれなかったら、
私はこのことを知らなかったと思います。
今回の受賞で私は、これからも俳句をつくり続けようと思った。
へたなりにつくり続けていれば、
そのうちいい句をつくることもあるかもしれない。