マイホーム

2009年02月13日 | 健康・病気
息子のKが家を買うという。
昨日、女房のケータイにメールが来た。
たいがい息子たちからの知らせは、私には来ない。
ひがむわけではないが、さびしい。

西武池袋線の東京のある駅から徒歩15分ぐらいのところだそうです。
一戸建ての3LDKという話だ。
とうとう買うのか、という想いだ。
あの孫娘の喜ぶ顔が浮かぶ。
(といっても本人はなんだかわからないだろうが…)

私も女房もマイホームは欲しかった。
新所沢の以前に住んでいたテラスハウスの公団住宅が
建て替えになるというときに、
不動産屋で中古の家を探したことがあった。
狭山市にあったその家を仮契約までしてしまったが、
どう考えてもローンを払う暮らしが苦しそうだったのでやめた。
そのとき家を買うのをやめてよかった。
そのあと勤めていた会社がなくなってしまったのだから。
私たちは、息子等の教育費だけは貯めたかった。
それでなんとかふたりの息子たちには私立の大学に行かせられた。

息子が家を買うにあたって、嫁の実家が300万円あげるといったらしい。
息子はそれは断ったという。
いただくのではなく、借りたいといったそうだ。
わが息子ながらよくいったと思った。

それにしても、私たちはそんな金を貸すこともできない。
私も女房も息子たちを一人前の社会人にするだけで精一杯でした。
大学まではなんとかするから、あとは自分たちで勝手にやってくれ、
そういう考えでした。

「Kが家を買うのか…」女房がしみじみという。
そうとう嬉しいようだ。
私だって嬉しい。

コメント
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