藤沢秀行

2009年06月06日 | 健康・病気
NHKアーカイブス(NHK総合10:05~11:25)を観た。
▽棋士・藤沢秀行逝く▽天衣無縫の人生妻が支えた
“碁の芸”▽記憶の扉
藤沢秀行という人がいっぺんで好きになった。
私はこういう人が大好きです。
今年の5月8日に亡くなってしまった。

私は将棋は好きで昔はよく指していたのですが、
碁はまったく知らない。
いや、20代の頃に友だちといたずらで打ったことはあるが、
縁がなかったのか、それ以後、碁を打っていない。

テレビを観ていてこういう人がいたのか…、と驚いた。
酒が好きでアルコール依存症の禁断症状と、
戦いながらの対局をしていたときがあった。
競輪もそうとう好きだったようだ。
女も好きで、愛人の家にいて
3年も奥さんのところに帰らなかったこともあった。
愛人との間にも子供がいた。
あるとき愛人が来て、奥さんと3人で暮らしたこともあった。
(よくわからないが、この愛人はみな別人でしょうね)

藤沢秀行のところに昔付き合っていた女性から手紙が来た。
それをテレビ取材していたディレクター?が読むと、
「会いたい」と書いてあった。
脇にいた奥さんが呆れた顔して「会いに行けば」といっていた。
この奥さんがいたから藤沢秀行は好きに生きられたんだろうな。

でも囲碁が一番好きで、若い人を強くすることが楽しみだった。
「秀行塾」から何人もの素晴らしい棋士が出た。

番組の最後のほうで、ディレクターが藤沢秀行に訊いた。
「夢はなんですか?」と、すると、いった。
「もう少しマシに生きること」


コメント
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