三國連太郎

2010年03月30日 | 健康・病気
「こころの遺伝子~あなたがいたから~」第1回「自分の好きなように 三國連太郎」
(3月29日午後10時~NHK総合)というテレビ番組を観た。
私は、三國連太郎という俳優が好きですが、本人のことをあまり知らなかったですね。
初めて知ったことがあってつくづくそう思いました。

なんといっても、昭和25年に三國は、銀座で
「お兄ちゃん、映画に出てみないか」と松竹のスカウトに誘われる。
「飯だけ食わせてくれるなら」と引き受ける。
そのとき出会ったのが“運命の人”木下恵介監督だった。
わずか1時間後、主役への抜擢が決まり、
思わぬ形で俳優生活をスタートさせる。
こういうことで人生が開ける人がいる。
人間の人生なんて分かりませんね。

このときに三國連太郎は、木下恵介の期待に応えたのだろう。
そのあといろいろあったが、素晴らしい役者になった。
私が三國の演技で印象に残っているのは、
「襤褸の旗」という映画で演じた田中正造です。
映画の最後で土を食べながら抗議する姿が素晴らしかった。
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