先週のいつだったか、トロンボーンを吹いてみたい、
吹奏楽団のハーモニーを味わってみたいな、と思った。
そうだ、鳩山町に町民吹奏楽団を作ればいいんだ、と考えた。
私は30歳の頃、埼玉県富士見市に住んでいた。
そこの住宅公団の2DKに、東京の高島平団地の1DKから引っ越した。
子どもが2歳になると1人と数えられてうちは4人家族となり、2DKに移れる権利が生まれた。
それで高島平団地から東武東上線の鶴瀬駅の近くにある富士見市の公団住宅の2DKに移った。
富士見市に引っ越して市民吹奏楽団があることを知った。
それで私は、そこに入ることにした。
市民吹奏楽団を指導していた人は、そのとき東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の
テューバ奏者だった大澤健一さんだった。
現在は、亜細亜大学吹奏楽団常任指揮者、東海市吹奏楽団正指揮者、
ハーツ・ウインズ音楽監督をしている。
私が富士見市にいたのは、もう40年前です。
あのときは毎週水曜日が、市民吹奏楽団の練習日だった。
トロンボーンは3人いて、毎週日曜日に公民館でパート練習をしていた。
富士見市民吹奏楽団は、年1回定期演奏会をしていた。
そのほかに弦楽器の人たちとオーケストラを作ってコンサートもしていた。
私は中学・高校と吹奏楽部に入っていた。
もし鳩山町に町民吹奏楽団ができれば参加したいと思う。
鳩山中学の吹奏楽部は、3年連続で東日本学校吹奏楽大会で金賞を獲得している。
中学校を卒業した楽器経験者も大勢いるだろう。
しかしこの年齢で、私が今から町民吹奏楽団を作るための活動はできない。
それだけの体力がない。
私はやはり、へたなピアノ・ギターを弾き、尺八・ケーナを吹いていきます。