NHKの「地球でイチバン噴火する火山?イタリア・エトナ山?」という番組を観た。
私は驚きましたね。
今年、イタリアのシチリア島にあるエトナ山は16回噴火したそうです。
私は現在、浅間山という活火山の近くで暮らしています。
私が、軽井沢に引っ越そうとする2009年の年はじめに、浅間山が噴火したというニュースがあった。
正直、私は不安でした。
「噴火する火山の近所に引っ越して行ってよいのだろうか」と。
ある夜、寝ているとき浅間山が噴火してマグマが私を襲う、なんてことを空想しました。
怖かった、けど、私は東京の仕事は整理してしまったので軽井沢に来るほかなかった。
番組を観て私は関心した。
住民は、エトナ山と共に生きているんですね。
エトナ山の良いところも悪いところもすべて認めて暮らしている。
私が、浅間山の噴火を怖がっていたということが恥ずかしくなった。
こういうことは、人間が暮らしていくうえで参考にしなければならないな、と思いました。
たとえば、会社で厭な上司がいたとする。
日々、その上司に辛いめにあわされて会社にいたくない。
会社を辞めたい。
しかし、生活があるから辞めるわけにいかない。
そのとき、その上司をエトナ山と思えばいい。
シチリア島は、ワインが有名。火山灰に含まれる豊富なミネラルを含む土で栽培されるからだそうです。
厭な上司でも、なにかいいところはあるはずです。
それを利用すればいいのです。
とは書いたものの、やはり厭な上司はイヤですね。
ワタシが40歳の頃、ものすごく厭な上司と仕事をしていた。
その人は、典型的な絵に描いたようなへんな上司だった。
会社の上層部には揉み手して一所懸命自分のことをアッピールするが、部下には冷たい人だった。
今、回想すると懐かしいです。
やはりさっきいったことは撤回します。
厭な上司とは一緒に仕事をしたくないですね。
あのときはホントに苦労しました。
よく耐えたと今の自分はそのときの自分を褒めてあげたいくらいです。
エトナ山には良いところがあるが、あの人には何もいいことがなかった。
ちょっとたとえ話がまずかったですね。
この九想話は、おかしなことになってしまいました。