山田太一

2012年02月06日 | 健康・病気

土曜日に放送していた「キルトの家」(NHK)はよかった。
私は、久しぶりに山田太一のドラマを観た。
でも、先週の前編は北軽井沢のパンカーラに行っていたので観ていない。
サイフの紛失のこともあり、録画することを忘れてしまった。
しかし、後編だけを観てもよかった。
山田太一のシナリオの完成度は衰えていない。

先週の金曜日のスタジオパークという番組に山田太一が出ていた。
そのインタビューを聴いていて、山田太一という人間の素晴らしさをあらためて知った。
浅草で生まれたときから疎開したときの話、大学時代や映画会社に就職したこと、
映画の仕事の話などをしていた。
興味深かったことは、大学時代につきあった寺山修司とのことです。
寺山の入院先に山田がいつも訪ねて行ったという。
他の友だちはいつ会えるか分からないが、寺山は病院に行けば必ず会える。
会うとプライベートなことは話さないで、読んだ本のことなどを語り合ったそうだ。

山田太一は、シナリオを200字詰めの原稿用紙に鉛筆で書いていた。
橋田壽賀子と同じ原稿用紙を使っているという。
パソコンは使わない。

昔、「男たちの旅路」「ふぞろいの林檎たち」「今朝の秋」などを観た。
もっと山田太一のドラマを観たいです。

コメント
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