女房が水曜日、仕事が終わってから高速バスで夜遅くやってきた。
昨日は天気も悪かったのでどこにも出かけないで家にいた。
こうなると大変です。
女房が家を掃除する手伝いをさせられる。
おれとしては、別に部屋が散らかっていてもかまわないんですけどね。
しかし、女房は徹底的に部屋の清掃をします。(このエネルギーはなんだろう?)
朝起きて、おれがボーッとしてテレビを観ているときに掃除機をかける。
テレビの音など聞こえない。
おれが入っているコタツをどけろと命令する。
コタツに載っているノートパソコン・ボールペン・孫の手・デジカメ・眼鏡ケースなど
どかして、コタツを分解して撤去する。
そこを彼女が掃除機をかける。
「ほら、キレイになって気持ちいいでしょ」と得意げに鼻の穴をふくらませる。
(いえ、特に彼女の鼻の穴を確認はしていません)
「はい」と私は素直に女房の行動を肯定する。
午後、トンボの湯に行ったら、メンテナンスで休みだった。
「千ヶ滝温泉は?」とおれがいうと、「あそこには行きたくない」と却下。
小諸のあぐりの湯は遠い、温泉は諦めてツルヤに買い物に行く。
店内を歩きながら「今夜何食べたい」と女房が訊く。
これが困る。
たとえば「トンカツ」なんて応えると、「この前作ったじゃない」と冷たく返される。
おれは前から女房に、メニューを作ってくれと提案している。
表紙には「レストラン女房」なんて書いてある(冴えないかな)。
ページをめくるといろんな料理名が書いてある。
それをおれが見て今晩の食事を選ぶ。
そんなのはイヤだと女房は拒否する。
いろいろ喋っていて鶏の唐揚げとなった。
家に帰り、2人好き勝手なことをする。
女房は、パソコンで無料ゲームだ。
おれは、コタツに寝っ転がって先週買った文藝春秋を読む。
しかし、おれはほとんど速攻で快眠状態に突入する。
なのでなかなか芥川賞受賞作を読み進めることが出来ない。
午後3時過ぎ、風呂場を洗う。
お湯を入れ風呂に入る。
昼の明るい時間に風呂に入るのはいい。
今日の夕食は、こんなふうになりました。
ロールキャベツをフライにした。
おれは、ロールキャベツのケチャップの味があまり好きではない。
「今夜はロールキャベツだよ」といわれたときに迷った。
なのでフライにしてもらった。
実は火曜日にキャベツが1ヶ88円で安かったので買っておいた。
それで女房は、ロールキャベツを作ってくれた。
写真は粗末な夕食に見えるでしょうが、おれにとってはサイコーです。
女房の料理はありがたいです。