本日、孫の手を手に入れました。
イオン佐久平店の中にあるダイソーでです。
2種類ありました。
1つは写真のもので、もう1つはボールのついてないものです。
私は悩みました。
形としては、ボールがついてないほうがすっきりしていて美しい。
しかし、ボールで肩を叩いてみると具合がいい。
背中の痒いところを掻くために買うのだが、これで肩を叩くわが姿を想像してみた。
悪くありません。
それでこのボールがついている孫の手を購入しました。
家に帰ってさっそく孫の手を使ってみた。
いいですね。
痒いところを掻いているときは快感です。
孫の手をネットで検索してみた。
中国の西晋時代の書『神仙伝』に登場する仙女・麻姑(まこ)の名前が語源のようです。
麻姑は爪が長く、その爪で痒いところを掻いてもらったら気持ちよさそう。
「麻姑の手」が訛ったようです。
物事がうまくいくことを「麻姑掻痒(まこそうよう)」といい、
その反対が隔靴掻痒というのを知り感心しました。
孫の手、なんて正直バカにしてました。
だからこれまで所有したことがなかった。
しかし、この孫の手に深い歴史がある。
私は、モノに対して軽く考えてはいけないなと思った。
そのモノの歴史や成り立ちのことを考える必要がある。