VALENTINE 花火大会

2012年02月11日 | 健康・病気

おれは仕事を終えて必死に安全運転に気を使って家に帰り、女房と矢ヶ崎公園行った。
昨日まで女房は、「中軽井沢からでも見えるんじゃない」なんてことをいっていた。
おれとしては、花火は下から見上げるものだという信念がある。
過去におれは、54階の高層マンションから東京湾花火を見たことがある。
見下げる花火は興ざめだった。

矢ヶ崎公園の駐車場に停めようと考えていたが、そこに行く左折するところに警備員がいた。
だめみたいと思い大賀ホールの近くの駐車場に行った。
そこはガラガラ空いていて、問題なく駐車できた。
矢ヶ崎公園の池のほとりを歩いていく。(下の写真です)
あたりの家々には光がともってきた。

 

 

池の氷のないところに鳥がいた。 
花火を上げるところが立ち入り禁止になっていた。
ぐるっと回って行くと駐車場に空きスペースが何台かあった。失敗したと思った。

 

イルミネーションがキレイだった。
人が沢山いた。
花火は厳冬のため午後6時から15分間だけということだった。
それが終わってから、ステージでライブがあり、そのあとラブメッセージコンテストがあるという。
大声で「好きだー」なんてことを叫ぶようです。
ミルクティーを紙コップに入れてくれるところがあった。
当然いただきました。おいしかった。
ホカロンをくれる女性もいた。
さすが軽井沢、至れり尽くせりです。

午後6時5分前におれと女房は池の柵のあるところまで行きました。
そばにいた女の子がお母さんに「あと何分?」と何度も聞いていた。
6時になり、いきなり爆音がした。
夜空に光りが舞った。
スピーカーからFUNKY MONKEY BABYSの歌が大音量で流れている。
なんかやけに彼らの声が真冬の花火に合っていた。

 

 

 

 

曲が、ドリカムになり、ゆずにかわる。
花火はとどまることなく次々と打ち上がる。
花火師が15分間ムキになってありったけをぶち上げている感じだ。
おれは、その花火たちを見ていて胸が熱くなった。
涙がにじんできた。
東日本大震災のいろんなこと、原発のこと、現在の政治家の無能さ、自分自身のふがいなさ…。
そんなことが漠然と頭をよぎり、それらを突き抜けた美しさが花火にはあった。



花火が終わり、おれと女房はさきほどミルクティをいただいたところに行った。
今度は、レモネード、うまかった。
ステージでは名も知らない男がうたっていた。
おれたちはその雑踏から離れた。

いい夜だった。
素敵な花火でした。
おれがこれまで見た花火の中で最高の花火だった。
女房も「ゼッタイ、来年も見たい」といった。
軽井沢に感謝です。

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コメント (6)
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