gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN6156RMN61UCVL01J
ジョージ秋山が亡くなったことを今日の午後、iPhoneでニュースを見ていて知った。
私が若い頃、ジョージ秋山の「浮浪雲」が好きだった。
この「浮浪雲」が、2017年に最終回を迎えたこともその記事で知った。
去年なんかにどこかでビックコミックオリジナルを見たときに、
載っていたような気がしていたが、終わっていたのですね。
おれの記憶もいいかげんなもんです。
「浮浪雲」大好きでした。
主人公の雲とい人間がよかった。
元々は武士だったが、品川宿の問屋「夢屋」の頭として生きている。
仕事は二の次で何を言われても暖簾に腕押しという男。
人間社会に拘泥するものがなく、でも女が好きで、奥さんも愛していた。
女を見れば老若美醜にお構いなく「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」と決め台詞をいう。
ときには真剣な眼差しで世の中を見ていた。
あんなふうに生きたいとおれは憧れていた。
雲はかみさんのことを「かめさん」と呼んでいた。
おれは結婚したときにそれを真似て、女房のことを“さんづけ”で呼ぶようにした。
なぜかおれは“くんづけ”で呼ばれ、女房を“さんづけ”で呼んでいる。
それはそれでいいんだけれど、おれは「浮浪雲」の雲が大好きだ。
ああいうふうに生きたいと、今でも思っています。