日曜日の夜、観たいテレビがないな、なんて酒も飲まずに落ち込んでいた。
観たい番組がなかったら本を読むとか、ピアノを練習するとか、九想話を書けばいい。
なのにさんまがやってる「行列のできる法律相談所」なんかを観ていた。
つまらないのでNHKのEテレにしたらN響のコンサートをやっていた。
しばらく聴いていたらどうも聴いたことのある曲だった。
それはベートーヴェンの第九だった。
四楽章に入ってから私は、急いで台所に行って焼酎のお茶割を作った。
アルコールを飲まずにはいられません。
世界的な巨匠ズービン・メータ指揮によるN響「希望の第9」は、よかったです。
久しぶりに第九を聴いた。
今日の放送は、
> 東日本大震災からおよそ1か月後の2011年4月10日に東京文化会館で行われた
> N響のチャリティー・コンサート。復興への希望を託した伝説的な名演を、アンコー
> ルの声にこたえてお届けします。
>【曲目】
> 1.管弦楽組曲第3番からアリア~バッハ
> 2.交響曲第9番「合唱つき」~ベートーベン▽指揮=ズービン・メータ
> ▽【コンサートα】
> 仙台フィルの復興コンサートを記録したドキュメント「音楽になにができますか」
(クラシック音楽館 ホームページより)
私は、第九の三楽章から聴いた。第九が終わってからの、
<仙台フィルの復興コンサートを記録したドキュメント「音楽になにができますか」>
がよかった。
東日本大震災のあと、音楽なんてやっていてなんになるんだ?
と自問自答しながらも復興コンサートをやり続けて、
音楽の意義を感じながら仙台フィルを立ち直らせていく楽員たちのドキュメントだった。
やはり、音楽って素晴らしいです。