カノン

2020年11月23日 | 音楽

「この曲いい音の調べなんだ、ちょっと聴いて」
リビングでピアノを弾いていた女房が、
和室のコタツの上においたパソコンに向かっている私にいう。
私はコタツから出て、ピアノを弾いている女房の隣に立つ。
彼女はヘッドフォンのジャックをピアノから外し、
ボリュームを小さくして弾き始めた。
「カノン」(パッヘルベル)だった。
楽譜のはじめは、右手も左手も二分音符の連続だ。
初心者向けなので簡単にしてあるのだろう。
あの和音の進行が懐かしい。
女房は今日からこの曲を練習するという。
「初級ピアノ・ソロ 発表会で弾きたい 定番レパートリー集
~ポピュラーからクラシックまで~」(シンコーミュージック)
という本の中にある楽譜です。
ピアノを弾く女房は私をおいて、どんどん先に行ってしまう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする