徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

プロジェクト開始

2007-06-02 05:23:51 | 勉強
6月1日から3ヶ月間、さまざまな気象データを計測する。そのために飛行機も飛ばす。私が使用予定の衛星データは案の定、問題発生中だけど、近いうち、リアルタイムで取得できるはず。

今週の初め、教授からメールが来た。

今週、オペレーションセンターに行かないか?

と。私はまだ行ったことがなかったので、「ぜひ」と答えた。「詳細を教えてください」とも言ったのに、水曜まで何の音沙汰もなかった。木曜日、秘書さんから電車のチケットとバスの時刻表をもらった。

え。1人で行くの??

メールにはWould you like to join us?って書いてあったよね?と思って、面倒を見てくれているポスドクの人に「明日、オペレーションセンターに行くよね?」と聞きに行った。

僕は行かないよ。行ってもすることないし。行くのは教授と○○とXXだと思うよ

まずい。私もオペレーションセンターに行って何するんだ?と思って教授にメールを書いた。「バスに乗る前に会えるんですか?」

No。直接オペレーションセンターに行って

えー・・・

今日、とりあえず行って、まだデータを視覚化できていなかったから、そのソフトをインストールして、ちょっとデータをいじって・・・なんてやっていたら、ワークショップで見たことのある人たちが続々と登場。

私の研究室の人もやってきた。何が始まるのか聞いてみた(逆に「あおは何しに来たの?」とか「何やってるの?」とか聞かれた)。

ミーティングだよ。あおも参加するんだね

えっと・・・そんな話は一言も聞いていないし、そもそも私、帰りのバスの時間が40分後に迫っているんですけど。なのに教授はまだ到着していないし。

と1人であせっているところに教授が登場。

あおもミーティングに出ていきなよ

この人・・・どこまで無計画なの??「私、電車が5時半なので、もうすぐバスに乗らないといけないんですけど」といったら、「あ、そう。ま、駅までの交通手段は何とかなるから」と言い、ミーティングに入った。

ひと段落着いたところで、教授が「あお。電車に乗るんだよね?」と声を掛けてくれた。もう1人、ジュネーブからの人も一緒にミーティングを抜けた。

最初は誰かに車を出してもらうように頼むのかな、と思ったけれど、ミーティングを抜けたのは私たち3人だけ。ということはタクシーかしら、と思ったけれど、違った。

教授自ら運転

プロジェクトのリーダーなんですけどね。さくっとミーティングを抜けちゃって良かったのかしら。

余裕を持って駅に向かったので、駅で十分時間があった。ほ。なんとか今回も無事に帰ってこれた。