スイス旅行の間、同じオフィスの学生にバラの水遣りをお願いした。オフィスは北向きで、全く日が当たらないので、心配だったけれど、10日間くらいなら問題ないかな、と思い、研究室においていくことにした。
『3,4日に1回、50mlくらいあげてね』とお願いして旅行に出た。
戻ってきてみてびっくり。
鉢の下にお皿が敷かれていた
私の鉢は、本来は植え替えないといけないけれど、もらったときのままの鉢に入れてあり、底には穴が開いていない。きっと、頼まれた彼は、『水が下から出てこない』と思い、たくさん水をあげてしまったのでしょう。
水が飽和状態だった
10日前の葉っぱがついていたものの、家に持ち帰り、2,3日したら
ほぼすべて落ちた
茎はどんどん黒くなっていくし、3株のうち、2株がだめになってしまうかな、と覚悟した。
が、その何とか生き残っている1株につぼみがつき、花が咲いた。
そして、そうこうしているうちに、枯れそうだった2株も、根本のほうに新芽が付き、葉っぱが出てきた。そして、その葉っぱ。前は白い粉みたいなのが葉っぱについたけれど、新しく出てきた葉っぱは
一番最初の葉っぱのように、緑が濃く、つやもある
怪我の功名か。