徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

東日本大震災について-その1

2011-03-30 00:12:55 | 日本
東日本を襲った大震災から3週間余り経ったが、行方不明の方も、避難所生活の方もまだまだ多い今、ブログを書いていていいのだろうか、と思ったけれど、ぼちぼちと再開しようと思う。

私は普段、日本のテレビを見られないけれど、地震のニュースはNHKが比較的早い時期からUSTREAMで見られるようにしてくれたので、家にいるときはそれを見続けた。

ドイツでは地震後、2日くらい津波がトップニュースだったけれど、その後は原発事故になり、そしてリビア情勢がトップニュースとなった。
インターネットで観る動画とほぼ同じ画像をドイツのニュース番組で観たけれど、普段、文字と写真でしかニュースを見ていない私には衝撃が大きすぎたのか、被災していないのにしばらく調子が悪くなってしまった。

原発事故の影響で、原発反対のデモが頻繁に行われるようになった。日本でも報道されたけれど、先日の選挙では緑の党が大躍進した。ドイツでは、


日本がドイツの政権を変えた

と言われている。現政権も、日本の原発事故を受けて古い原発のいくつかを停止したけれど、大部分の人はそれでは満足しなかった、ということだろうか。

ただ、ソクチくんの話では、ドイツの原発は熱暴走をしないタイプなので、福島の第一原発の原子炉よりは安全らしい。

最後になったけれど、この大地震の犠牲になった方々のご冥福をお祈りします。また、行方不明の方々が1日も早く家族と再会できることを願っています。