徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

秋の旅行-ローマの遺跡リーメス編

2016-10-10 21:07:50 | 旅行


今年の旅行はホテルを転々とし、忙しい旅行だった。

写真はユネスコの世界遺産に登録されているローマの遺跡リーメス(Roemerkastell Saalburg)の入り口。

リーメス(Limes)とは、1世紀ごろに築かれたローマ帝国時代の防砦システムであり、ローマ領の境界線を示すものでもあったらしい。砦の守備隊は600人の兵士で構成されていたそう。2000人もの人が砦と村に住んでいたと考えられる。

公衆浴場とゲストハウス、貯蔵庫などは正門の外にあった。博物館には工具や武器などの展示がされていた。



当時の裕福な家庭のキッチンが紹介されていたけれど、思っていたよりも豊かで驚いた。靴職人の工房の展示も興味深かった。



保存用壺には顔が書かれているものがあり、「中の食べ物を有害なものから守る」と信じられていたらしい。


中にカフェがあったのでそこでランチをしたけれど、ごく普通のカフェだった。もう少しローマっぽいものを想像していただけに残念だった。私は「スパゲティ ナポリ」を頼んだ。もちろん、日本の「スパゲティナポリタン」とは違うことは知っていたけれど、まさか

具なしトマトソース

だとは想像しなかった…