徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

秋の旅行-ヴェルニゲローデ編

2016-10-16 00:48:23 | 旅行


ヴェルニゲローデも木組みの建物がたくさんある。旧東ドイツの時代によく破壊されなかったな、と思う。写真はマルクトプラッツに立つ市庁舎。ゴスラーと同様、小さな街なので、半日強あればヴェルニゲローデ城と街歩きができる。

はずだったのに、私たちは

ランチを含めて3,4時間

の滞在になってしまったので、ヴェルニゲローデ城は今回は泣く泣く諦めた。



マルクトプラッツ周辺の道は、どこに行ってもたいていかわいい街並みを見ることができる。建物がまっすぐでないところがまたかわいい。

今回は街歩きだけに絞ったので、ほぼすべての道を歩きつくしたと言ってもいいくらい。目的を持った見学は、街で一番小さい家(Kleinstes Haus)、一番古い家(Aeltestes Haus)、傾いた家(Schiefes Haus)。Kleinstes Hausは、間口約3メートルの家で、内部は見学可能になっている。1階と2階が見学可能で、2階には人形がたくさんあり、

ひな人形の五人囃子の1人

も飾られていた。

この家に入った時、犬(小型犬)連れの年配のご夫婦も一緒に入った。家の管理人さんと犬連れの奥様の会話。

管理人さん:『犬は抱っこしてくださいね』
奥様:『どうして?』
管理人さん:『以前、2階でおしっこをしてしまった犬がいて、それ以来同じ場所で犬がおしっこをしてしまうんです』
奥様:『(少しイラッとした感じで)あら。うちの子はそんなことはしないわ』
管理人さん:『それでも抱っこしてください。掃除するのは私ですから』

その後も奥様は少し文句を言いつつもしぶしぶ犬を抱っこしたけれど、見学中、ずっと文句を言いっぱなしだった。管理人さんに『抱っこしてください』と言われれば「そういうものだ」と思って抱っこすればお互い嫌な気持ちにならないのに。

Aeltestes Hausは15世紀に建てられたものだけれど、外観もきれいにリノベーション済みで

Ferienwohnung(休暇用に貸し出すアパート)

になっていた。ヴェルニゲローデにはFerienwohnungがかなり多かった。

Schiefes Hausは、17世紀に水車小屋として建てられ、水車を回す水路の水が家の地盤を蝕み、傾いてしまったらしい。実際に見るとかなり傾いているけれど、写真を撮ると傾いているのが

家なのかカメラなのか

分からない。


ヴェルニゲローデでは

3mおきくらいに犬のフン

が歩道にあった。フンがなければもっと印象が良かったのに。

コメント (2)
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