徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

買い物に行く-その2

2020-05-24 15:50:54 | Weblog
屋内マーケットの次は日本食材屋さんへ。この日本食材屋さんは私がドイツに来た時にはすでに存在していたけれど、当時私は学生だったし、両親も荷物を送ってくれていたので、どんな感じのお店なのか1,2回見に行ったことがあるだけだった。

当時は大型のアジアンショップはまだなく、中国系、インド系の小さなアジアンショップがあるだけだったので、日本人に重宝されていたけれど、

当然お値段高め

だったので、私は10年以上行っていなかった。今は大型アジアンショップもできたので、ちょっと押され気味なのではないかと思う。

今年中の帰国が無理そうだし、両親からの荷物は期待できないので、とりあえず「何が売られているのか」を確認しに行くことにした。今回どうしても欲しかったのは干し椎茸。売られているのかどうか知りたかったのはひじきや切り干し大根といった乾物類。アジアンショップでも干し椎茸は売られているけれど、日本の干し椎茸と同じものなのかどうかよく分からないので、買ったことがない。

干し椎茸は1種類のみ置かれていた。

85グラムで3ユーロ

「安すぎない?」とまず思った。日本で購入する干し椎茸は50グラムまたは70グラムで800円くらいしていると思う。
と考えて気が付いた。日本食材屋さんの干し椎茸は

中国産

だった。さらに、賞味期限が

2021年8月

となっていた。長すぎない?と思って購入しようかどうしようか迷ったけれど、自宅にストックはないし、他のお店に行っても手に入るのは中国産なので、我ながら「どうだろう」と思いつつも

2パック

購入した。

お店に置かれているものは、あお家では使わないふりかけやドレッシングが多かった。乾物は海苔とわかめくらいで、ひじきや切り干し大根はなかった。需要がないんだろうなぁ。


さて、この日本食材屋さん。以前に知り合いから『本棚が置いてあって、自由に本を置いていったり持って帰ったりできる』と聞いたことがあったので、「もし読んでみたい本があったら」と思い、私も文庫本と単行本合わせて4冊を持って行った。

思ったより大きな本棚が2つ置かれていた。両方とも3段くらいずつあり、前後2列になっているので、かなりの量の本が置かれていた。一応お店の人に持ってきた本を勝手においていいのかを確認し、本棚に近づいたら、単行本と文庫本が分かれているのはもちろん、それぞれ

著者別

に並べられていた。上下巻あるものは隣同士に並んでいて、とても探しやすかった。自宅近くの本の交換場所とは全然違う(こちらは店の所有物ではないけれど)。

本棚が置かれている場所に商品を置くこともできるし、お客さんがそこそこきれいに本棚を使うとしても、お店の人の手も入っているだろう(状態が悪すぎる本は皆無)から、お店にとって本を置くメリットはあまりない気はするけれど、こういうサービスはありがたい。私は今回、3冊借りてきた。乾物があればもっと頻繁に行くのに。

コメント
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