レストランは、私が通っていた大学の敷地内にある(建物は大学が管轄)ミシュランの星が1つついたレストラン。まだ大学に通っていた時に1度だけ、ランチの優待があって行ったことがある。
今はコロナの影響で、夜のみの営業だけれど、パーティなどの場合は頼めばランチも開けてくれる。ウェブサイトで見てみたら、メニューはコースのみで、
5皿または7皿
の2コースのみだった。
さて、私たちのランチは1時半くらいから始まった。
最初にサーブされたのはパン(写真なし)。左上の写真の左は普通のバター、真ん中は塩、右は
味噌入りバター
で、トッピングが削り昆布とゴマ。『Umami(旨み)があります』と、レストランの人が紹介していた。パンもおいしかったけれど、この味噌入りバターがものすごくおいしかった(味噌の味はしなかったけれど)。バターだけでおいしく食べられる。他のゲストも結構食べていたので、ドイツ人にもおいしかったのだと思う。
写真右上は、キッチンからのウェルカム温サラダ。コールラビが入っていて、ソースはホイップしたマヨネーズ的な味がしておいしかった(説明はあったけれど、覚えていない)。
写真左下からコースがスタート。ここからはお皿ごとにワインがセレクトされていたけれど、私たちは飲めないのでいつでも水。
まずはカニ。ソースは発酵いちごソースとバジルソース。カニの身に乗っているオレンジ色はカニみそなのかな、おいしかった。発酵いちごソースは、あまりいちご、という感じはなかったけれど、カニと合っておいしかった。
写真右下は直径5センチほどのご飯の上に黒ゴマやラディッシュが乗ったもの。お米は
コシヒカリ
使用。「バルサミコソースでお米自体の味が分からなくなるからもったいない」と思ったけれど、高級レストランに「もったいない」は禁物か。食べてみると、ソースもゴマもご飯もおいしかった。