徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

義父、スリ未遂にあう

2022-08-21 23:40:02 | Weblog
義父からソクチくんに電話があった。

先日、銀行のATMでお金を引き出し、帰宅しようとしたところ、先にいたカップルのうちの女性のほうが義父に『5ユーロ札落としましたよ』と声をかけ、5ユーロ札を差し出した。義父は『ありがとう』とその5ユーロ札を受け取り、車に乗り込んだところで女性が走ってきたので窓を少しだけ開けて会話したところ、『さっきの5ユーロ札は私の連れのものかもしれないので、お財布の中のお金を数えて確認してもらえないか』と話し始めたので、義父は先ほどの5ユーロ札を渡して帰宅した。

その後、管轄の警察に電話したところ

不在

だったので、その上の警察署に連絡し、出来事を話したところ、『管轄の警察署(最初に電話したところ)に連絡してそこから電話させます』という話だったけれど、2、3日待っても連絡がないので再び管轄の警察署(最初に電話したところ)に電話したところ、『あ~、そういう話があったような、なかったような…

でも自分が担当ではないのでよくわかりません

』と、とてもよく耳にする返答だったらしい。


さて、そこからさらに数日後、新聞にスリ事件が載ったらしい。概要は、

義両親の住んでいる隣村のスーパーで80歳代の女性が銀行のカード(暗証番号入力が必要)で支払いを済ませたら、後ろに並んでいたカップルのうちの女性が『5ユーロ札落としましたよ』と声をかけてきた。荷物をまとめスーパーを出ようとしたところでカップルの女性のほうが『さっきの5ユーロ札、私の連れのものかもしれないので確認してもらえませんか?』と声をかけ、さらに『

数えるのを手伝いますよ

』といい、80歳代の女性が手伝ってもらったかどうかは不明だけれど、2、3日後くらいに

銀行のカードがない

ことに気が付き、カードを止めてもらったけれど、すでに2,000ユーロ×3日で合計6,000ユーロ引き出されていた。引き出されている場所が3日でだんだん東に移動しているのも興味深かったけれど、引き出しの第1回目は

義両親が住んでいる村

の銀行のATMだったので、もしかして義父が銀行のATMで会ったカップルがその80歳代の女性から盗んだ銀行のカードで引き出していたのではないか、とも思えてくる。


ちなみに、私は実害はなかったものの、ベルリンでスリにあったことがある。
その後、私が住んでいる街でも日本人の方がスリの被害にあったりしたので、私は今、

カードは自宅保管

で、必要な時だけ持ち出し、いつでもどこでも現金払いにしている。
今後も気を付けよう。