東京3日目は元同僚2人と会った。まずは赤坂氷川神社へ。縁結びの神社だそうで、お詣り後、まずは3人で「縁結ひ」をした。季節の和紙(季節ごとに色が違う)に願い事を書いて格子に結ぶもの。
元同僚はかわいいちりめん根付のさくらんぼ(恋みくじ付き)が気になったようで、さくらんぼを選んだ。「恋みくじ」とあるだけあり、おみくじは恋愛関係に特化したもので、血液型、星座、生まれ年、デート場所などがおすすめされていた。さらに、恋みくじに興味のある年代が女子中高生ということを考慮してか、「学問」の項目があり、元同僚1人の恋みくじには、
英語と数学の復習が足りぬ
とあった。
さて、神社の御由緒を読んでいたら、「7対の狛犬がいて
狛犬の宝庫
と呼ばれている」とあり、さらに、「都内の神社で最古の狛犬もいる」とあり、狛犬が気になった。楼門近くにいる狛犬が古そうだけれど、どれも古そうだよね、と、話していたら、元同僚の1人が社務所の人に聞いてくれた。
やはり楼門近くの狛犬が「都内の神社で」最古という。『お寺さんにはもっと古いのがいますけど』という話だった。
赤坂にあると思えないくらい広くて静かで、木もたくさん植わっている心地よい神社だった。結婚式をしているカップルに遭遇し、縁起がいいなぁ、と思った。
参詣後は私のリクエストでラーメンを食べた。日曜のせいか、開いているお店が少なかったけれど、食べたラーメンはおいしかったので満足。
ランチ後は大倉集古館で開催されていた「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」展へ。
ヴィクトリア女王時代周辺のジュエリー、銀食器、ウェディングドレス、レースなど、細工が見事な品々が多く展示されていた。喪中に故人を偲んで身につけるモーニングジュエリーも展示されていて、私はここで「ジェット(黒玉)」を知った。ジェットは、樹木が水中で長い年月を経て化石化した準鉱物だそう。
ショップの方に「階段に狛犬がいる」と教えてもらったので、赤坂氷川神社で狛犬のとりこになった私たちは早速確認しに行った。お尻のあたりがとてもかわいらしい狛犬が何対かいた。
茶菓セット鑑賞券を購入したので、鑑賞後はお隣のホテルオークラに休憩しに行った。混雑していたようで、ロビーで少し待ったけれど、ロビーも和が取り入れられていたり、素敵な花がいけられていたりして心地よい空間だった。