義母から25番の刺繍糸をもらってしばらくしてから、再び『まだ刺繍糸いる?』と聞かれた。義母は若いころは手芸は何でもしていたけれど、高齢になった今は、手元をいちいち確認しなくてもよい編み物をメインにしていて、刺繍はもうするつもりはないらしい。
ということで、写真左側の刺繍糸を今回譲り受けた。「これ、刺繍糸じゃなくて
毛糸
じゃない?」と思うくらいの太さだった。私は刺繍糸と言えば、25番(写真右)しか知らなかったけれど、25番とか、番号が付いているだけあって世の中には太さの違う刺繍糸があった。今回もらった刺繍糸は3番。
どういう作品に使うんだろう、3番の刺繍糸が通る針はあるのだろうか、と、疑問は尽きないけれど、とりあえず何か思いつくまでしまっておこう。
と、結局保管場所が変わるだけだったし、なんならスペースがたくさんある義実家に置いておいてもらった方が良かった気もする。
さて、この3番の刺繍糸、1綛は10メートル。ラベルにはどこ製とは書かれていないし、材質も書かれていない(書かれているメーカーはドイツのものなので、ドイツ製だし、昔は刺繍糸と言えば綿か絹なので、「材質は見ればわかる」らしい)。先にもらった25番の刺繍糸は1綛8メートルのものと10メートルのものがあり、10メートルのもののラベルにはやっぱりどこ製とか、材質は書かれていない。8メートルのものは西ドイツ製で綿100%と書かれている。やっぱり昔は1綛10メートルだったのだろうか。
ちなみに、義母からもらったものの、義母ももともとの持ち主(購入者)は知らないらしい。ソクチくんの祖母か大叔母あたりか。