徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

税関に行く

2018-08-13 22:56:32 | Weblog
一時帰国では毎回、本を持って帰るのを楽しみにしている。実家に置きっぱなしだった本は「まだどこかにあるはずなんだけど」とも思うけれど、見当たるところにあった本はすでにドイツにある。

今回は、ネットで古本を20冊ほど購入した。こっちのショップのほうが10円安い、とか、あっちのショップはクーポンがある、でも、こっちは品ぞろえがいまいち、など、少しでも安く手に入れるために相当頑張った。

帰国して1週間後に1箱(約5キロ、印刷物で船便)を発送した。
予想通り約2か月後に届いた。

ドイツに戻る直前、まだ残っていた本+ソクチくんが持ってきた本+実家で発掘した本を2箱に分けて送った。
そろそろ届くんじゃないかな、と思っていたある日、

税関に取に来て

と手紙が来た。その手紙には、「手紙を発送した日付から14日以内に取りに来ないと差出人に返送する」とともに、「

1日50セントの留め置き料金

がかかりますよ」と書かれていた。


さて、税関へ行ってきた。ドイツに来てすぐのころに、母から送ってもらった私の服などが税関で引っかかって以来、約15年ぶり、2回目の税関。

税関に到着したけれど、受付もなく、どうしていいのか迷っていたら、若い女性スタッフが声をかけてくれた。書類に記入し、自分が日本から本(購入した古本と自分が持っていた本)を送ったことを伝えた。

スタッフに『購入した本の領収書はあるかしら?』と聞かれたので、『もちろん!』と答え、領収書を渡した。ざっと見て終了かな、と思ったけれど、彼女、『私、

この領収書を見ても、本の領収書なのか分からない

けど』というので、『もしよければ、段ボールを開けてタイトルを確認していいですよ』と伝え、段ボールを開けることになった。購入した古本と領収書を見比べ、そのタイトルにしるしをつける。途中で別のスタッフが『そんなのいちいちチェックしなくていいわよ』と言ったけれど、彼女はチェックし続けた。

やっと購入した古本のチェックは終了したけれど、次は実家に置いてあった本を指さして『

そっちの本も価値があるから。大体どのくらいで購入できるの?

』と聞いてきた。『えー。

1冊1ユーロ弱くらい?

』と答え、冊数を数え、購入した古本の値段と合計し、『5,763円ね』となった。ここからユーロに変換し、

本の税金は19%ではなく7%

を計算すると、3ユーロと少しになった。

5ユーロ以下の税は免除

となるらしく、結局留め置きのお金も税金も支払わずに本を引き取ってきた。
これでまたしばらく日本語の本をたくさん読める。

ちなみに、ソクチくんがドイツから持っていった本(無料で入手)も

1冊1ユーロ

としてカウントされた。なんか納得いかない。

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