徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

義母、行方不明になる

2016-01-04 17:54:16 | Weblog
年末のある日、ソクチくんと私が買い物から家に戻ると電話が鳴った。クリスマスが終わり、自宅に戻ってから毎日義母から電話があるので、ソクチくんに『またお義母さんからだよ』と言いながら受話器を渡した。

が、受話器から漏れ聞こえてくるのは義父の声。「あら、珍しい」と思っていると、ソクチくんが

警察に連絡

などと言っている。

電話終了後、何があったのか聞いてみたら、『お母さんがいなくなった』と言う。

その日は、義母が病院で点滴をするため、義父と一緒に自宅から車で15分程度の場所にある病院へ行った。点滴終了後、スーパーで買い物をする予定だったけれど、点滴後1時間程度は安静に、と言われたので、義父母の話し合いの結果、義父1人で買い物に行くことになった。その後の待ち合わせ場所はもちろん病院。義父が買い物を終えて病院に戻ってきたら病院から義母が消えていた。

病院のスタッフに聞いてみたら、『「1時間たったからもう帰るわ」と言ってコートをもって出ていきましたよ』と言われた。義父は、近くに新しいショッピングモールができたので、そこに行ったのかな、と思い、30分ほど病院で待ったけれど

義母、戻って来ず

自宅に戻り、ソクチくんに電話をした、という流れだった。義母は数年前から携帯を持っているので、ソクチくんが電話をしたけれど、

電源が入っていない

ようで、つながらない。ソクチくんの話では、『出かけるときは持って出ることが多いけれど、

自分が電話をするときにしか電源を入れない

』という。

ソクチくんと義父で話し合い、1時間ほど自宅で待機し、それでも戻って来なかったら病院とスーパーの間をもう一度よく探し、見つからなかったら警察に行こう、ということになった。

1時間が経ち、義父が出かける時間になった。私たちはドキドキしながら連絡を待った。

20分後、義父から電話がかかってきた。


家の近くを歩いているところを見つけた

よ』と。

義母の話では、点滴終了後、最初に車を止めた駐車場に行ったという。義父の車が駐車場に入らなければ

駐車料金がかからない

から。でも、買い物後の義父は別の駐車場に車を止めた。なぜなら、最初に止めた駐車場は、短時間の駐車には高い(2時間まで一律)から。別の駐車場は、30分ごとに課金なので、短時間だと安い。

1時間ほど最初の駐車場の入り口で待った義母は、結局

バスを乗り継いで帰宅

した。そして、バス停から自宅に向かって歩いているところで再び探しに出かけた義父と出くわした。

何事もなく無事でよかったけれど、待ち合わせ場所を勝手に変更したり、携帯の電源を入れなかったり、と、今回は義母のミスだったと思う。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハラハラしました。 (verdavojeto)
2016-01-04 22:29:28
でも、認知症でなくて良かったですね。認知症の人だったら、こんな風には行かなかったでしょう。
ご無事で何よりでした。
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私もです (あお)
2016-01-05 00:50:15
コメントありがとうございます。

「義母がいなくなった」と聞いたときは私も認知症かと思いました。今まで認知症を疑うような行動はありませんでしたが、年齢を考えると認知症でもおかしくはないので。

本当、ドキドキした数時間でした。
返信する

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