徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

洗濯

2008-09-11 03:42:48 | Weblog
日本に住んでいた頃(1人暮らし)は洗濯は1日おきだった。毎日洗うには洗濯物は少ないし、あまり長く汚れ物を放置したくないし、で、1日おき。週末にシーツや布団カバーなど大物を洗っていた。あるとき、友達の外国人(主に欧米人)に『どのくらいの頻度で洗濯するの?』と聞かれたので、1日おき、と答えたら相当びっくりされた。

ドイツに来て最初は寮に住み、1台洗濯機を約40人(寮2軒分)で使用することにとても驚いた。『私が使える時間は来るのかしら?』と心配になった。実際は、

ほぼ使い放題

まぁ、使い放題と言っても、無料ではない(洗濯機は1回1ユーロ、乾燥機は1回50セント、洗剤は自分で用意)から、週に3~4回+時々大物、と言う感じで使っていた。寮に住んでいた学生のうち、半分くらいがドイツ人で、その80%が毎週末帰省して、1週間分の洗濯物を持って帰っていた。残りの半分くらいの学生の選択の頻度は週1回弱。結局、私が使いたいときにたいてい使えていた。

寮の洗濯機はカード(1枚5ユーロ)を管理人から買わないといけなく、買える時間は週に2回合計4時間ほどだけだった。私は授業の都合で週1回だけしか買える時間がなく、あるとき、10枚まとめて買おうとしたら、ハウスマイスターが、

そんなにカード、あるかなぁ…

とつぶやいた。そうか。やっぱり外国ではそんなに洗濯はしないんだ、と悟った。

寮から出て半年間、日本人の人のところに住まわせてもらったときはジムに通っていたので洗濯物がたくさん出たけれど、格安で洗濯機を使わせてもらうのに気が引けて2~3回になった。

そして今。水道代、電気代は家賃に含まれているが、とてもよくしてもらっているため、

週1回+大物

汚れ物がたまっていても気にならなくなった。
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湖水地方旅行-イギリスとドイツの違い

2008-09-10 03:30:52 | 旅行


1つ目はイギリスは日本と同じく車は左側を走るけれどドイツは右側。ロンドンに到着して空港からバスで市内に向かったときは違和感があったけれど、やっぱりすぐに慣れた。

ロンドンの横断歩道にはたいてい『← Look left』『Look right →』と道路に書かれていてどちらから車が走ってくるのか分かるようになっている。これはとてもありがたい。一方通行の道にも書かれているので、旅行者だけでなく、イギリス人にとってもありがたいはず。

2つ目はトイレットペーパー。ドイツのトイレットペーパーは固いけれど、イギリスのはとてもやわらかかった。ちょっとでも手に水がついているとあっという間に溶けてしまいそうだった。

ドイツのトイレットペーパーの固さは値段と相関があると思うけれど、イギリスほどやわらかいトイレットペーパーには出会ったことがない。ちなみに、大学のトイレットペーパーは

いかにも再生紙を使ってます

という感じの、とても硬い、グレーなトイレットペーパー。イギリスでは、高速道路(モーターウェイ)のサービスエリアのトイレットペーパーですらとてもやわらかかった(有料のところはもちろん、無料のところでも)。

3つ目はスーパーのレジ袋。ドイツは有料。

イギリスは無料

買った商品がバッグに入りきらなかったので、『袋ください』といったら無料でくれた。イギリスは物価が高いけれど、こういうのも影響しているのかしら。

最後は高速道路の街灯と反射板。ドイツのアウトバーンは街灯はほとんどない。が、反射板はたくさん付いている。一方イギリスの高速道路。

街灯もなければ反射板もない

区間が多かったように思う(ロンドン~湖水地方)。夜走るときは自分の車のライトと前を走る車を頼りに走るのでしょうか。暗くなる前にロンドンにたどり着いてよかった。


*写真は湖水地方で撮ったもの。とてもきれいに紅葉していた。
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湖水地方旅行-ウィンザー城編

2008-09-09 02:56:26 | 旅行


ドイツに戻ってくるフライトは夜だったので、ほぼ丸1日フリーだったのでウィンザー城へ行ってきた。ウォータールー駅からだと乗り換えなしで45分ほど。券売機もあったけれど窓口に並んでみた。

『ウィンザー城までの往復チケットを買いたいんですけど』と伝えたら、『お城のチケットは持ってる?』と聞かれた。持っていなかったので電車のチケットと一緒に買った。ウィンザー城で購入するよりも2ポンドほど安く買えた。

朝早かった(でも10時半お城着)せいか、観光客はまばらで、ステート・アパートメント、クイーン・メアリー人形館の前には観光客整理のためのロープが張られていたけれど、一瞬たりとも立ち止まることなく見学できた。

クイーン・メアリー館のドールハウス(と呼んでいいのか?)はとてもすばらしかった。ドールハウスに興味のない私も思わず釘付けになった。

ステート・アパートメントは豪華だった。実際に来賓をもてなす場を公開しているだけあって飾られている絵や武具も美しかった。

10年ほど前に火が出た場所も見学できたけれど、当然きれいに修復されていて火災の後はなかった。それほど被害が大きくなかった部屋は床を裏返してはめなおしたらしい。

ちょっと離れた場所にある聖ジョージ礼拝堂は王室のお墓でもあり、豪華絢爛、というよりは厳かな感じ。石造りの天井は見事だった。

派手ではなかったけれど衛兵さんの交替式も見られてラッキーだった。出口のところの衛兵さんには近づけるので、一緒に写真を取っている人がいた。私は1人だったので残念ながら一緒に取れなかった。

ウィンザー城のオーディオガイドは日本語もありとても便利。現在も150人ほどの人が住んでいるらしい。見学前にセキュリティチェックはあるけれど、液体の持ち込みはOKだった(バッキンガム宮殿はだめだった(2006年))。
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湖水地方旅行-B&B編

2008-09-06 04:24:19 | 旅行
今回泊まったB&BはLingmoor Guest House。とても感じの良いご夫婦が経営している。部屋も決して広くはないけれど清潔だし、シャンプー、石鹸は置いてくれてあった。ヘアドライヤーはチェックインのときに必要かどうか聞いてくれた。

朝食は、トースト、ベイクドトマト、ベーコン、目玉焼き、マッシュルームなどと、地元名物『カンブリアソーセージ』。このカンブリアソーセージ、ハーブと肉で出来ているそうで、日本人には苦手な人が多いという。私も1口2口食べて残してしまった。そうしたら、

翌朝からベーコン2枚。友達はベーコン+ソーセージ2本

になった。こういう気遣いも小さいB&Bならでは、かなぁ。ソーセージ以外はとてもおいしかった(友達はソーセージも『おいしかった』と)。

このB&Bの部屋のテレビはDVDが観られる、というので友達がDVDを用意して持って来てくれた。が、

壊れていた

DVDを認識しなかった。そして、テレビは映るけれど映りが悪かった。残念。結局3泊とも夜は早く寝た。

3泊目の深夜、

警報機が鳴り渡った

避難するべき?隣の部屋の人は部屋から出たなぁ、と思っているうちに警報機が鳴り止み、静まったのでまた寝た。翌朝、聞いてみた。

多分、誰かがタバコを吸ったのではないかと思うのよね。今日、チェックしてみないと

と言っていた。話を聞くと、タバコに限らず、数ヶ月に1回は誤作動するらしい…それにしても驚いた。
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湖水地方旅行-3日目の観光

2008-09-04 05:00:10 | 旅行


1日ツアーの翌日は、一緒に行った友達の知り合いが午前中だけ少し案内してくれた。友達と、ピーターラビットの作者、Beatrix Potterが住んでいたHilltopに行きたいね、と前々から話していたけれど、

2時間待ち

というので代わりにWilliam Wordsworthゆかりの地、Grasmereに行こう、と計画を変更した。が、案内してくれた人がうまく手配をしてくれてHawksheadでWordsworth grammer schoolなどを見た後、Hilltopへ向かった。写真はHilltopの庭。

Hilltopの中はPotterが住んでいたときのままになっていて、ピーターラビットの挿絵のチェストや食器は実際に彼女が使っていたものだと分かる。彼女はNear Sawreyの土地を買い、そのまま保存することを条件にナショナルトラストに寄付をした。

案内してくれた人が、

ここも彼女のファームなんだ

とあちこちのファームで教えてくれた。Potterが膨大な土地を買い、寄付したことが分かる。湖水地方の南側にはゴルフ場があるらしい(地図で見たのみ)。やはり、『守ろう』という意識がなければ開発は進んでしまうようだ。Potterの寄付がなければやはりこの美しい自然は残らなかったと思う。

Hilltopを見学後、Grasmereへ。Wordsworthが眠る教会とお墓を見た後、ジンジャーブレッドを売るお店へ。このお店はとても小さく、買う人が行列を作っている。お店の中に入るまで商品を見ることが出来ず、お店に入ったらすぐにジンジャーブレッドを買うことになる。

その後、Wordsworthが住んだDove Cottageへ。Hilltopもそうだったけれど、Dove Cottageも天井がとても低い。聞いてみたら、

当時の平均身長は現在よりも低かったこと、家を建てるコストが天井が高い家に比べて低いこと、天井が低ければそれだけ部屋が暖まるのが早いこと

などから低い天井が多かったらしい。

ここにはWordsworthのパスポートがあった。当時は写真がなく、特徴(目の色や身長など)がいくつか記載されているだけだった。これを見た案内してくれた人は

これだけだったら誰でもあり得るね

と。Wordsworthが旅行に持っていったかばんもあったけれど、とても小さいものだった。

ここで案内してくれた人とはお別れして私たちはランチを食べた後、歩いてAmblesideのRydal Mountへ(3,4kmくらい?)。Rydal MountはDove Cottageが手狭になったWordsworth一家が住んだ家。

Wordsworthの子孫が買い戻した

らしい。そして、現在も住居として使用されているとのこと。日本語のパンフレットがあるのがありがたい。

Wordsworthが設計したという庭はとても広かった。さまざまな種類の木や花が植えられ、1年を通して庭を楽しめたと思う。

見学後はバスでBownessへ。普通の路線バスに乗ったけれど、

2階建てで、屋根なし

のバスだった。夏期限定なのでしょうか。

Bownessに到着後、ピーターラビットのお話と人形を楽しめるアトラクションへ。閉館まで約30分だったので迷ったけれど、せっかくなので入ってみた。

ピーターラビットのお話の場面が人形を使って紹介されていた。日本語の案内もあったので、時間があればゆっくりと楽しめたと思うけれど、私たちは30分で館内を見て、さらにお土産やさんも見たかったので残念ながらそれほど楽しめなかった(でも人形たちはかわいらしかった)。

これで湖水地方観光は終了。
多くの日本人が湖水地方に旅行に来ていると思っていたけれど、思ったほど日本人と会わなかった(15人以下)。
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湖水地方旅行-1日ツアー編

2008-09-02 04:45:50 | 旅行


湖水地方には3泊した。1日目はロンドンからバスでWindermereへ。7時間くらいかかったけれど、往復33.5ポンドの魅力に負けた。4日目も午前にWindermereを出たので、観光に使えた時間は丸2日。

2日目は10の湖を訪れるツアーに参加した。この日は車がほぼ満員(17~18名くらい)だった。

WindermereをでてBrothers waterを見、Ullswater(湖水地方で2番目に長い)を端から端までクルーズ。クルーズは思ったより長かった(約1時間)。湖水地方は天気が悪い日が続いていたようだけれど、当日は風は強かったものの、晴れたり曇ったりのまずまずの天気でよかった。

再び車に乗り、Castlerigg Stone Circle(4千年前のサークル状に置かれた石の遺跡)を見学。ランチはKeswikという町で。ガイドさんが、

外国人は『ケズウィック』と発音するけれど、地元の人は『ケゼック』と発音する

と言っていた。もともとはチーズの産地だったらしく、ドイツ語でチーズは『ケーゼ(Kaese)』といい、『settlement of Kaese』がKeswikの由来らしい。

ランチ後、再び車に乗り、湖や川、滝などを見てWindermereに戻った。

1日のツアーで湖水地方の北のほうまで回り、主な湖も見学できたし、要所要所でバスを止めてバスから降りてガイドさんが説明してくれたので良いツアーだったと思う。

でも、正直、たくさん湖がありすぎてどの湖を見た、というのは大体覚えているけれど、写真を見て『これはどこ』というのは無理。

掲載した写真は『多分』Buttermere。
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