お疲れ

　蒸し暑い天気だ。午前中は理髪へ行ったり本を読んだり、書類の整理など。どうも調子がいまいち。自転車に乗る気が失せている。明日は神坂峠ヒルクライムなのだけど、なんか闘志がわかない。
　これではいかんと、３時から自転車。回すことだけを心がける。（東急）ゴルフ場横の坂へ行ったが、１９Ｔでも回すのが辛いような感じで、こんなんで明日はしれるだろうかと、弱気の虫。
　明日の天気が雨ならちょうど良いが、どうも良い天気のようだ。こんなときもある・・・。走行５５ｋｍ
　読んだ本は「『日暮硯』と改革の時代」（ＰＨＰ新書）。江戸時代信州松代藩の家老。恩田杢など藩政改革に取り組んだ藩主・家老の話。上杉鷹山の話もあるが彼が家督を譲るにあたり記した言葉は代々米沢藩主に継承されたという。

一　国家は先祖より子孫に伝え候国家にして、我、私すべきものにはこれ無く候
一　人民は、国家に属したる人民にて、我、私すべきものにはこれ無く候
一　国家、人民の為に樹てたる君にして、君の為に樹てたる国家、人民にはこれ無く候
右（上）三条、御遺念あるまじく候事

　国家はもちろんこの時代、藩のことを念頭においてはいるが、リーダーたるもの私心なく務めよということは今日に通じる。