自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

「まちがいだらけの自転車えらび」

2008-07-29 | Weblog
 エンゾ早川氏の本。自転車は当分いらないが、まぁ毒舌を拝聴した。
 結局、信頼すべきショップに任せなさい、ということで、問題はそういうショップが少ないということか。
 確かに、カーボン全盛のいまの状況は、でもしかカーボンだらけだが、自分のオルカもどう見ても中国(台湾)製造のようだし、別にそれはそれでかまわないのであるが、耐久性には不安が多い。
 カーボンのパイプをアルミラグでつなぐ程度であれば製造施設もたいしたことなくて良いのかもしれないが、カーボン線維から布を織り、樹脂にひたしてパイプを作るとなると、相当の技術と設備投資が必要であることは当たり前のことで、雨後のたけのこのようなメーカーに投資も技術も対応出来るわけが無い。
 ルック、トレック、ジャイアントは自社技術があるが、他のメーカーはどうなのか。台湾メーカーにOEMで作ってもらっているのは、エンゾの本で指摘されているコルナゴだけではなさそうだ。OEMが悪いわけでなく、製品がまともであればよいだけのこと。カーボン2台を持っているものの、プラスチックの自転車に乗っているという脆さは忘れないようにしている。
 最近はどんどん脚の力が落ちて来ているから言うのではないが、最初につくった重いクロモリも平地では良く進む。慣性の力もあるかもしれないが・・・と思う。

 
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