自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

ローマのぼったくり

2009-07-03 | Weblog
 ローマの老舗レストラン「パセット」が日本人観光客のカップルに700ユーロ(9万4千円)を請求するというぼったくり事件があって、閉店に追い込まれたとか。
 ローマの吉兆というかそれ以上。これが初めてではなく、これまでも多くの観光客がぼったくられていたのではないか。グレースケリーやチャップリンも訪ねていたというので、観光客が高い金を払っても来るところではなかったかと思う。
 ぼったくりは、どこでもあるので、特に日本人観光客は少しぐらい変だと思っていても、言葉もあり、文句をいわないということで知られているようだ。
 自分の経験でも30年ぐらいに前にパリに初めて行った時、クリニャンクール(蚤の市で有名)のカフェでぼったくりのメニューを持ってきたウェイターがいた。
「こんなものは食ってない、○と○と○を食べたのだ!」と言ったら(勿論仏語で)、青ざめて書き直して正しい請求書を持ってきたが、そんなことはどうも日常茶飯事のように感じた。
 何しろ10年ほど前に行ったパリのカフェでも同じようなことがあって、今度は単価を上乗せしてきた。メニューの値段の倍ぐらい。同じように正しい値段を言って訂正させたが、観光客の寄りそうな表通りの店の方が怪しい。裏通りの店ではそんな経験はない。
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