自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

熊野の土産(みやげ)

2009-07-23 | Weblog
 土曜に熊野へ行ったとき、「じゃばらの果汁」を買ってきた。
 「じゃばら」は奈良県と三重県にはさまっている和歌山県の完全な飛び地である「北山村」の特産である。柑橘でその香りは、レモンより、カボスより、柚より強く、香り高い。
 「邪気を払う」から「じゃばら」と言われるようになったという。独自の品種で、これまでずっと北山村門外不出の果樹となっていた(最近一部流出している)。
 売っているところは、熊野の「鬼ヶ城センター」である。出来たばかりの「熊野倶楽部」でも木本の街中にある古道物産店でも売っていない。北山村までは行けないので、熊野で買うのも一苦労である。
 1本100ml 780円で安くない。御浜のレモン果汁で480円。ユズでも大体同じような値段なのでこれは高いといえる。
 しかし、味は良く、優れもの。熊野倶楽部は県などの資金投入したところだが、この田舎で、県境にとらわれずに魅力ある物は売らないと武士の商法ではないかと、心配する。訪問者(購入者)が喜ぶことを考えるのが商売というものだ。
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