今日はロング、と決めた。本当は日曜にACAの伊吹山コースを試走するつもりだったが、台風一過の荒れた山道を単独で道も判らないまま走るのは危険が多い。
ということで、何度も走った道を走ることにした。鈴鹿「裏山」コース。
7時半に家を出る。空には熱気球。少し寒いぐらいの良い天気。
まずは安楽越え、ついで鮎河で作って持ってきたオニギリを食べて休息、平子峠、ブルーメの丘を越えて、永源寺。ファミマで補給休憩。ここまでは順調。脚も快調。
しかし、ダム湖を進むと空には黒雲。早く峠を越えないと、と思っていると、黄和田口手前で雨が降ってくる。木陰で雨を退避。今日の天気は良いはずのなので、待つこととする。15分ぐらいで止んだので、再スタート。
国道と別れ、雨上がりの美しい政所の家並みを見ながら、蛭谷へ。ここは木地師の里。一大轆轤引きの産地であったらしい。政所の地名は役所のあったところ。木地師産業から上がる税をまとめていたという。
筒井峠は久しぶり。昨年9月の災害以来石ぐれ峠が通れないので来ていなかった。この小さいが趣のある峠を南側から登るのは初めて。急登の連続でダンシングでないと登れない。
いつもはのぼりの犬上川沿いの道も下りで40km走行は楽しい。雨で濡れているのでスリップだけは注意する。
佐目からは裏鞍掛峠を目指す。ダンプが多いので、12時過ぎまで少し休憩。昼飯時を狙ってトンネル通過。ダンプも昼飯。
裏鞍掛は勾配は思ったほどきつくない。最初のU字を越え、2番目のU字も軽やかに登る。今日は調子が良いな、と思っていると、後輪の調子がおかしい。
スローパンクだ。路肩のある所でパンク修理。今日はチューブも2本持ってきて、余裕の交換。しかし、ポンプがおかしい。
いくら押しても空気が入らない。引っ張った勢いでヘッドと胴体が外れる。ゲッ、なんてこった。ポンプが壊れた。あちこちなぶってみるが、結局オシャカだ。
ここは滋賀県、標高500mぐらいの峠道。ここまで走行距離95kmぐらい。時間は12時半過ぎだった。
携帯は圏外。ここから峠までは2kmぐらい。歩いて峠越えを決意。三重県側へ出れば、携帯も使えると踏んだ。水はたっぷり、食料はアンパン、一口羊かん、かーぼショッツと豊富。峠のトンネルまでは30分程度。
トンネルは700m。暗く寒いが、持っているベスト、ニーウォーマー、アームウォーマーを着込んで突入。携帯で連絡できると思うと「希望」の国境(くにざかい)のトンネル。自転車を押して通るのは初めて。
トンネル抜けるまで、2.5kmぐらいか。三重県側で、昨日から尾鷲にいる山の神に連絡。13時20分。万が一のこともあり、帰ってもらうように依頼(帰る予定日ではあるが)。あんぱんをトンネル出口で食べて、下ることとする。標高625mは寒く、いつまでも居るのは上手くない。
レーサーシューズで長距離歩くのは不本意ながら、致し方ない。乗鞍で歩く人の気持ちも少しは分かるような。麓まで6km少々。休憩も入れながら降りた。こんな経験は初めてだ。
2/3ほど降りて黄金橋が見えてくるとほっとする。結局、一度も自転車乗りには出会わず、降りてきて正解だった。
黄金橋たもとの民家で空気入れを借りる。倉庫などに自転車のある家で、家人が在宅している家を訪ね借りるのである。この家ではおばあさんがテレビを見ていた。玄関のベルを鳴らして、借用をお願いする。
何とか3、4気圧ぐらいは入って走行できる状態に。(こういうときのためアダプターは持っている)
既に3時過ぎになっていたが、ここから50kmで自宅なので、5時には帰宅できる。
山の神にも電話して自走で帰宅を告げる。
都合9km程度は歩いているので、再びペダルに踏み入れて、脚が喜んでいる。快調に飛ばして、306号で、5時前に帰宅。
帰宅したらホッとしたのか疲れがどっと。「明日はおとなしくしていな!」と山の神。
走行155km(うち9km押し)。
ということで、何度も走った道を走ることにした。鈴鹿「裏山」コース。
7時半に家を出る。空には熱気球。少し寒いぐらいの良い天気。
まずは安楽越え、ついで鮎河で作って持ってきたオニギリを食べて休息、平子峠、ブルーメの丘を越えて、永源寺。ファミマで補給休憩。ここまでは順調。脚も快調。
しかし、ダム湖を進むと空には黒雲。早く峠を越えないと、と思っていると、黄和田口手前で雨が降ってくる。木陰で雨を退避。今日の天気は良いはずのなので、待つこととする。15分ぐらいで止んだので、再スタート。
国道と別れ、雨上がりの美しい政所の家並みを見ながら、蛭谷へ。ここは木地師の里。一大轆轤引きの産地であったらしい。政所の地名は役所のあったところ。木地師産業から上がる税をまとめていたという。
筒井峠は久しぶり。昨年9月の災害以来石ぐれ峠が通れないので来ていなかった。この小さいが趣のある峠を南側から登るのは初めて。急登の連続でダンシングでないと登れない。
いつもはのぼりの犬上川沿いの道も下りで40km走行は楽しい。雨で濡れているのでスリップだけは注意する。
佐目からは裏鞍掛峠を目指す。ダンプが多いので、12時過ぎまで少し休憩。昼飯時を狙ってトンネル通過。ダンプも昼飯。
裏鞍掛は勾配は思ったほどきつくない。最初のU字を越え、2番目のU字も軽やかに登る。今日は調子が良いな、と思っていると、後輪の調子がおかしい。
スローパンクだ。路肩のある所でパンク修理。今日はチューブも2本持ってきて、余裕の交換。しかし、ポンプがおかしい。
いくら押しても空気が入らない。引っ張った勢いでヘッドと胴体が外れる。ゲッ、なんてこった。ポンプが壊れた。あちこちなぶってみるが、結局オシャカだ。
ここは滋賀県、標高500mぐらいの峠道。ここまで走行距離95kmぐらい。時間は12時半過ぎだった。
携帯は圏外。ここから峠までは2kmぐらい。歩いて峠越えを決意。三重県側へ出れば、携帯も使えると踏んだ。水はたっぷり、食料はアンパン、一口羊かん、かーぼショッツと豊富。峠のトンネルまでは30分程度。
トンネルは700m。暗く寒いが、持っているベスト、ニーウォーマー、アームウォーマーを着込んで突入。携帯で連絡できると思うと「希望」の国境(くにざかい)のトンネル。自転車を押して通るのは初めて。
トンネル抜けるまで、2.5kmぐらいか。三重県側で、昨日から尾鷲にいる山の神に連絡。13時20分。万が一のこともあり、帰ってもらうように依頼(帰る予定日ではあるが)。あんぱんをトンネル出口で食べて、下ることとする。標高625mは寒く、いつまでも居るのは上手くない。
レーサーシューズで長距離歩くのは不本意ながら、致し方ない。乗鞍で歩く人の気持ちも少しは分かるような。麓まで6km少々。休憩も入れながら降りた。こんな経験は初めてだ。
2/3ほど降りて黄金橋が見えてくるとほっとする。結局、一度も自転車乗りには出会わず、降りてきて正解だった。
黄金橋たもとの民家で空気入れを借りる。倉庫などに自転車のある家で、家人が在宅している家を訪ね借りるのである。この家ではおばあさんがテレビを見ていた。玄関のベルを鳴らして、借用をお願いする。
何とか3、4気圧ぐらいは入って走行できる状態に。(こういうときのためアダプターは持っている)
既に3時過ぎになっていたが、ここから50kmで自宅なので、5時には帰宅できる。
山の神にも電話して自走で帰宅を告げる。
都合9km程度は歩いているので、再びペダルに踏み入れて、脚が喜んでいる。快調に飛ばして、306号で、5時前に帰宅。
帰宅したらホッとしたのか疲れがどっと。「明日はおとなしくしていな!」と山の神。
走行155km(うち9km押し)。