自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

道路地図

2014-11-12 | Weblog
ちょうど10年ぶりに道路地図を新調した。2000円、昭文社マップル中部東海北陸版縮尺10万。
値段は10年前と変わっていない。道路地図なんて、インターネットやナビの普及でずいぶんと発行部数が減っただろうな、と思う。
自分も車に地図は載せなくなって、もっぱら明日はどこへ走ろうかと、自転車のコースを検討するのに使っている。ロードには10万ぐらいの縮尺がちょうど良い。1cmで1km。
地図はパソコン画面で見ることができるが、最大の欠点は一覧性が無いこと。同じ縮尺で広い範囲はスクロールしないと見ることができない。全体を掴むには地図帖が一番である。山登りをする人にとって、遠くの山近くの山を見て、自分の場所を確認するために、登山地図など無くならないであろうと思う。何しろ軽くコンパクトになる。
自分にとっては、地図は見る楽しみが加わっている。行ったことが無いところでも地図を見ているだけで時間をつぶすことができる。見知らぬ場所の情報が詰まっているのが地図で、風景や集落の有様を想像するのも愉しいのである。実際に言った場合のとの落差も愉しみ。従って、行ったことのないところへ行くのは事前の想像との落差、一致など愉しめて、大いに興味深い。
5万の1の地理院の地図などはそういう意味で情報満載。(ロードには大きすぎるが) 歩くためには2万5千が良い。
広い範囲が安く手に入る道路地図などは無くなってほしくない、と思う。
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