暑い時期には高原へ。ということで、車にLOOK号を積んで、伊賀市島ゲ原やぶっちゃ(鯛が瀬)までデポ。ここから三国越林道で童仙房へ登る。
サイクリング後には温泉に入るという、お楽しみもある暑い夏のお手軽サイクリングを実行。
童仙房はサイクル雑誌にも取り上げられたり、京阪神では知られた「秘境」。高度500mの高原状の地形に茶畑が広がる景観で知られている。この地に行くには400mほど坂を登らなくては行けない(多羅尾から入る場合を除く)。
地区の名前も独特で、「桃源郷」のイメージが沸き上がる。
取りつきの三国越え林道は広域林道で幅5mの立派な道。勾配も緩やかで登りやすい。県境近くには東屋もあり、休憩。登り返しを経てピークへ。下れば野殿地区。まずは「高麗寺」を見学することに。ここは韓国仏教のお寺。創設後4,50年と新しい。異国情緒たっぷり。奈良から見て良い方角の地であったことからこの地が選ばれたようだ。
広域林道に戻って、童仙房中心地区へ峠を越える。地区名は4番。この地は番号が地区名となっている。
童仙房は明治になっての開拓地である。江戸時代は人がおらず、境界争いの地であったという。地名のおこりとも言われるが、古くは奈良時代に仏教伝播のため、お告げがあり、この地に堂千房建立されたと伝わる。また、土千房などとも言われていたらしい。遺跡が出ているわけではないが、この不便な地がマチュピチュのような天空の大伽藍があったとすれば話としては面白い。
そういうロマンをもとに登ってきたが、今の姿は、丘には茶畑、谷地には水田が広がる田舎の寒村である。人口250人足らず。(自販機は4番地区で1台だけ見つけた。店はないので食べ物は持参)
高地の単独集落(美杉の漆集落よりは規模・面積は大きい)でさすがに涼しかった。何しろ「ムッ」とする熱気を感じない。走行中の風が涼しく爽やかであり、暑いと感じないのが良い。高校の陸上部が練習に来ていたが納得だ。
地区名2番の方へ茶畑を見物し(写真)(夏なので刈り取る前に来るべきだが)、広域林道を登って、少し和束の方へ1.2㎞ほど降りてみるが景観に変化が見られなかったので戻り、「総神寺」を訪ねる。なにか古代ロマンに関係する資料でも、と思ったがなにもなさそう。
大河原へ降りる林道は8日まで工事中通行止めのため、再度小峠を越え、野殿から押原へ降りる林道で国道163号へ出る。トラックの多い国道は嫌なので、すぐ田舎道へ入り、奥田、正月堂経由で再度、三国越林道入口経由で「やぶっちゃ」へ戻る。走行46㎞。
温泉で汗を流して、極楽帰宅。
サイクリング後には温泉に入るという、お楽しみもある暑い夏のお手軽サイクリングを実行。
童仙房はサイクル雑誌にも取り上げられたり、京阪神では知られた「秘境」。高度500mの高原状の地形に茶畑が広がる景観で知られている。この地に行くには400mほど坂を登らなくては行けない(多羅尾から入る場合を除く)。
地区の名前も独特で、「桃源郷」のイメージが沸き上がる。
取りつきの三国越え林道は広域林道で幅5mの立派な道。勾配も緩やかで登りやすい。県境近くには東屋もあり、休憩。登り返しを経てピークへ。下れば野殿地区。まずは「高麗寺」を見学することに。ここは韓国仏教のお寺。創設後4,50年と新しい。異国情緒たっぷり。奈良から見て良い方角の地であったことからこの地が選ばれたようだ。
広域林道に戻って、童仙房中心地区へ峠を越える。地区名は4番。この地は番号が地区名となっている。
童仙房は明治になっての開拓地である。江戸時代は人がおらず、境界争いの地であったという。地名のおこりとも言われるが、古くは奈良時代に仏教伝播のため、お告げがあり、この地に堂千房建立されたと伝わる。また、土千房などとも言われていたらしい。遺跡が出ているわけではないが、この不便な地がマチュピチュのような天空の大伽藍があったとすれば話としては面白い。
そういうロマンをもとに登ってきたが、今の姿は、丘には茶畑、谷地には水田が広がる田舎の寒村である。人口250人足らず。(自販機は4番地区で1台だけ見つけた。店はないので食べ物は持参)
高地の単独集落(美杉の漆集落よりは規模・面積は大きい)でさすがに涼しかった。何しろ「ムッ」とする熱気を感じない。走行中の風が涼しく爽やかであり、暑いと感じないのが良い。高校の陸上部が練習に来ていたが納得だ。
地区名2番の方へ茶畑を見物し(写真)(夏なので刈り取る前に来るべきだが)、広域林道を登って、少し和束の方へ1.2㎞ほど降りてみるが景観に変化が見られなかったので戻り、「総神寺」を訪ねる。なにか古代ロマンに関係する資料でも、と思ったがなにもなさそう。
大河原へ降りる林道は8日まで工事中通行止めのため、再度小峠を越え、野殿から押原へ降りる林道で国道163号へ出る。トラックの多い国道は嫌なので、すぐ田舎道へ入り、奥田、正月堂経由で再度、三国越林道入口経由で「やぶっちゃ」へ戻る。走行46㎞。
温泉で汗を流して、極楽帰宅。