自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

長太の鯨船行事

2017-10-08 | Weblog
 三重には鯨船行事が残されている。富田の鳥出神社のはユネスコ登録で有名だ。熊野灘に面したところでは尾鷲のハラソ祭りが実際に船で海に繰り出し銛を打ち込む所作をする。熊野灘ではハラソ祭りのみ現存し、あとは志摩の相差、伊勢湾では鈴鹿の長太、四日市市の南楠、磯津、南納屋、富田と北勢地区の伊勢湾沿岸に残る。
 伊勢湾に鯨?だが、昔は迷い込む鯨もいたのであろう。「鯨一匹捕れば七浦潤う」とも言われている。神々に安全・豊漁など祈る行事なのであろうか。
 鯨船行事を今まで見たことは無かったので、まずは地元からと今日は昼前まで見物&写真撮影。長太の鯨船行事は神社を土曜に出てから日曜の夕刻神社に戻るまで、町内の協賛する個人、店・企業宅を順次回って、その家(店)前で演技を行う。銛打ちをするのは長太では10歳ぐらいの男女の子ども。富田ではハザシと呼ばれるが、長太では踊り子?と言うらしい。
 スポンサー宅を回る形は、なんか獅子舞みたいだと思った。平成3年に25年ぶりに復活させたという。写真は演技スタート前。
 
コメント