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自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

「造る会」仕込み作業体験

2017-10-21 | Weblog
 「鈴鹿産酒米「神の穂」から純米吟醸酒「しぼりたて」を造る会」第3回目は、仕込み作業、本日参加。「仕込み作業」はあらかじめ作ってあった麹と水と蒸した米を発酵タンクに入れたり、攪拌する作業。
 15名ぐらいのグループに分けて、工場見学、製造過程の説明など見聞きしながら、神の穂での仕込み作業を体験。9月に刈り取った「神の穂」は60%に精米されて蒸している最中。今日は掛米360㎏投入する。
 仕込みには3段階あり、最初の「添(そえ)」。これは最初なので麹米の割合が多め。2番目が今日の作業で「仲」。掛米の割合が多い。3番目が留、留の後約一月で上槽(絞り)となる。
 行程順では、まず蒸し終わった米を冷却、搬送の機械の受け皿に蒸し器からスコップで投入するだけ。機械からは、直径10cm程度のパイプで、タンクまで長い距離(2,30m)を搬送されるので、蒸し米をタンクへ担ぎ上げて投入するという想像していた作業は過去のものだった。
 タンクの攪拌は人力。攪拌棒で攪拌するのだが、力がいる。想像していたより重かった。見た限りでは、タンクは950㎏(米の量)のタンクが18、1700kgのタンクが6あり、「造る会」のタンクは1700㎏タンクで作業。作のどういうものがどんな米や酵母を使用しているかは、タンクの作業表をみればわかるのであるが、それは想像にお任せします。各タンクでは色んな銘柄の酒のタンクがあり、盛んに発酵して泡をぶくぶく出しているタンクや、数日内の上槽を待つ穏やかになったタンクなど上からのぞくのは興味深かった。
 最後に火入れ・瓶詰工程、絞りの部屋を見学して流れ解散。絞りの部屋は気温3度に設定され、かなり寒い部屋であった。
 (写真は清水清三郎商店入口。古い倉庫のような所が事務所(日曜休み)。左手の新しい建物が絞り、蒸し器、タンクなどがある工場。タンクなどすべて温度管理されて、通年醸造されている)
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