自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

鋸の目立て初体験

2018-01-31 | Weblog
 各家庭に植えられたこの団地のケヤキも、まともに残っていたのは我が家だけくらい。他の家々はとっくの昔に切り倒していた。
 大きくなりすぎて邪魔と言うこともあるし、秋は落ち葉の掃除が大変、初夏は毒蛾イラガの毛虫が沸いて刺される、夏はクマゼミ集団が鳴いて朝からうるさい、加えて根っこの発達で我が家の土台を揺るがしかねない・・・ということもあり、山の神からは切り倒し命令が10年以上前から出ていた。
 団地内で、我が家だけ大きな木が残っているのもいいもんだがな、と考えていたが、寄る年波、体の自由が利く間に何とかしようと思うようになり、2年ぐらい前から少しづつ上部の枝払いをはじめていた。
 DIY店で売っている枝切り(GOMBOY)を使っていたが、幹が太くなってくると四方から回して少しずつ切らないと倒せないようになってきた。それで、婆さん宅に、確か大きな鋸があったことを思い出し、借りに行った。
 その鋸は、全体が茶色に錆びており、刃も荒れている。とりあえず、錆びを荒砥でこすって落とすことに。(親父がこの鋸を使っていた記憶は全くないから、60年間は錆びるに任せていたものと思われる。)
 それで、切った幹に当てて引いてみると、切れるに切れるが重い。アサリが狭くなっているのが分かる。ということで、持っている両引きノコの刃の付き方を参考に平やすりで刃を研ぎ(両刃やすりが無かったため)、玄翁とポンチ、台座に万力を使ってアサリを出した(先の細い金づちが見当たらなかったのでポンチを使用)。
 随分荒いやり方の目立てだが、初めての経験。
 今朝はこれで径20cmぐらいの幹を3本切ったが、実によく切れました。刃の長さは36㎝(尺2寸)あり、GOMBOYと比べ作業が大変楽。
 鋸の目立てについては、色んな動画で紹介されており、今日見たが、基本的に間違っておらず、両刃やすりを買い足して、もう一度目立てをやり直してみる。これで、次は径30㎝近い太さの幹を切り倒す予定。
 
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