孫一家の来訪などでバタバタして、絵の作業が止まっている。来週にはサークルがあるので、少しは進展させておかないとさぼっているのがばれる。ということで、婆さん宅でお絵かき。
50号で描こうと思っていた題材は構図で遠近感があまりなく(望遠レンズで撮影した図のため)、先生からも「難しい」と言われ、下絵(8号)で終わるのだが、そうなると意気消沈。やる気がいまいち。筆がすすまない。磯津から対岸の昭石の蒸留塔群を描いているが、パイプが多く、その方面の知識もないので、知っている人が見たら変な所へつないでいる、などと思われるかもしれないので、適当にぼやかして描くつもり。風景画は多少実際と違っても構わない、ので助かる。この絵の冬の夕方の空も現実ではない。真ん中付近の一番奥の白い塔がメインなので、奥行きを出そうと、暗い色を配置している。風景画は2mm違ったら別人になる人物・肖像画よりは気は楽だが、描いたことがないので試行錯誤。
と、こう書いて、しばらく後に気が付いた。1年前の4月に最初に描いたのは「風景画」だった。ただ、これは41年前に描きだして止めていた絵を仕上げただけ。いや、しかし、41年前に油絵で1枚だけ描いた絵も6号だけど、風景画だった。・・・ということで、人生通算3枚目の風景画ということ。人物画ばかり描いていたので頭になかった。