昨日のサイクリング、第3番目の目的地は帰途の車で津市中心部。
寒くなってきたが、燗用の酒が無い。どうせ買うなら旨い酒、となると福島二本松の「大七」生酛純米。買える店は大七酒造のHPによると県内四日市、津市、伊勢の3店。同HP掲載の鈴鹿の店は数年前廃業している。もう一つ知っているが、飯南柿野の「かわぶ」だ。
で、帰宅途中、津市の「スギヤ」による。初めて入ったが、モダンで綺麗なお店で旨い酒をたくさん揃えている。
店主が奥から出してきて曰く「これは一番旨い」。「これより高くて旨い酒は色々あるが、燗酒では日本一。」と返答して購入(2800円税込み)。(味は各人の好みだが)
大七は、本来の酒造り、生酛造りを頑固に守る。ここの「偏平精米」は技術革新。普通、米を磨けば丸くなるが、米の形は偏平楕円で、それではコメの心白を無駄に削り落とす。大七の技術は米の形に沿ってラグビーボールのように偏平して削っている。この技術はこれまでの精米歩合の数値を意味のないものにしているし、経済効率も良い。
ということで、昨夜熱燗で早速いただく。