該当地域では、不要不急の外出は自粛しなければならないのだが、この地域はそうでもない。
ということで、サイクリング。しかし、これが後々大事件に続くのであった。
まずは、花見気分に浮かれて錫杖湖。花見客もそこそこ楽しんでいる。チャリダーもいる。自分は停車もせず、伊賀越えに向かう。登坂は我慢我慢の走行。楽しんでいたころが懐かしい、というかはるか彼方の別人だ。峠近くで、後輪から擦れているようなチャリチャリという異音がする。2度停まって車輪を回してみるが良くわからない。3度目にディレイラーがスポークと擦れているようなので、少しディレイラーを外に出してみる。これで異音がなくなった。
大山田側に降りて、12時前に到着した「瑞福祥」でランチ、この店は鈴鹿に支店があるのだが。日替わりランチで簡単に済ます。
店を出て、前から気になっていた、川東地区の忍者屋敷を見ることに。忍者屋敷と言っても「からくり」は無い様で、現在も人が住んでいるので、外から眺めるだけ。この地区には藤堂藩に仕え、幕末にはペリーの船を探索した「澤村氏館」があり、他、集落内には土塁で囲まれた家がいくつか残っている。澤村氏館の裏手に回ると、高い土塁の外には堀が周囲をかこっているのがわかる。
次は旧大和街道沿いの西の沢地区(壬生野IC近く)の桜並木を見物(写真)。なかなかきれいだ。
桜見物の後はそのまま旧大和街道の道をのんびりと下柘植まで。ここで、伊賀の乱の時、伊賀を裏切った(信長に味方した)「福地城址」を見物に行こうと思い立つ。
城址への坂を登って、さて本丸へ、という所で事件は起きる・・・(つづく)