良い陽気である。となれば、サイクリング。時節柄近場。前から気になっていた集落がある。四日市の高角の西にある「乱飛」という集落。今日はその周辺の地道サイクリング(ポタリング)とした。
まずは鈴鹿の山辺集落を15年ぶりぐらいに通過する。ここから自由が丘の東脇を通過して山田町へ。この先は走ったことのない道。5万分の1の地図をコピーしてきたので、地図と見比べながらの走行。いわば自転車によるオリエンテーリング。
小山町から地道に入り、丘を登り、産廃施設を左手に見てから、広い市道を右折。ここから乱飛へ降りる道を一本間違えた。茶畑を通って本来の道へ復帰。300mぐらい未舗装道が続く。こういう時は最低30C程度のタイヤが欲しい。集落への降下は15~20%勾配の舗装路。コンクリに滑り止めの筋が入れてあり、ブレーキは効く。しかし、軽トラ道であり、油断すれば谷に落ちる道。これで集落の最も西に出る(写真)。集落のたたずまいは時間が止まったようだ。耕地整理もされておらず、半世紀前の感じでいわば桃源郷。(NHK大河ドラマで圃場整備された場面がでてくる時にげんなりしていたので)桜の頃もよさそうだ。
一月前ならシデコブシも咲いていたのでは、と自生地のあたりまで足を伸ばすも、もちろん無く、集落まで戻って北側の茶畑の急坂を登る(この道も荒れており、よろけて途中で足を着いた)。これで尾根道に出るので、高角駅付近まで尾根道を下る。次は川島の団地内を通り抜けて、別所谷への狭い道を行く。別所谷集落は大門山をはさんで乱飛集落の南側。ここも行き止まりの集落なので集落手前から内山町へ抜ける道を登り、下り。地道がゴルフ場入口から分岐していた。内山町から小林町へ出て、すぐ東側を南へ曲がり、足見川へ降りる道をたどる。造成工事現場があり、道は未舗装で荒れている。これで山田町へでて、後はいつもの道で帰宅の道へ。帰途、婆さん宅に寄り、昼食して、少し油絵作業。走行50㎞。軽トラ一台が通りかねるような荒れた道が多く、慎重に走行したが、30Cの嵌まるディスクロードも良いかな、などと夢想。
なお、「乱飛」という地名のおこりは、この地が丘に囲まれ、水があちこちから出る、と言う説があるとのこと。真偽は良くわからない。