自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

ピカール磨き

2020-07-23 | Weblog

 2月、婆さんが亡くなった時に枕経をお願いしたが、用意した自宅の輪が全く手入れしてなく真っ黒で恥じ入る次第だった。そこで位牌に戒名をいれるため仏壇屋に行った時、金属磨きの「ピカール」を購入し、ピカピカに磨いた。
 このピカール、300ml入りで500円ぐらいと安いもの。食器戸棚の金属取っ手もこれで磨けば綺麗になる。金属だけでなく、ポリカーボネイトで出来ている車のヘッドランプも磨ける。8年近くになる我が家のFITのレンズがくすんできたので、これで磨いて綺麗になった(家にあった1200番のサンドペーパーで汚れの酷い所だけを下研ぎしてから使用)。車の場合は、塗装を一緒に拭かないようテープで養生したほうが良い。
 ピカールは、アルミナ微粒子を灯油など油脂で混ぜたもの。砥石で言えば4000番程度の仕上げ砥石レベル。ボロ布に少量付けて磨くだけ。
 ということで、先日、シャプトン8000番仕上げ砥で研いだ日本刀(短刀)を磨いてみた。切っ先辺りの研ぎの難しい所や刃文が良く出れば良いかな、との思いだった。
 結果は、8000番の研ぎ傷も含め滑らかにきれいになった(写真、阪神ー広島戦のテレビが映っている。刃先が右側)。#8000で研いだのを#4000で仕上げるのも?だが、結果オーライ。ピカールのコスパ恐るべし。刃文も少しは出るようになったかナ。自転車の部品磨きにも使えるだろうし、これはお薦めだ。

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