自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

麻加江小萩線~藤越え

2021-11-20 | Weblog

 10日前に登った「古和峠」1年余り通行止めと規制されていた。ところが前日確認すると規制が取れていたので、コース変更して登ったのである。
 高速道路ができる前は国道42号しかなかったのであるが、尾鷲往復するたんびに、峠近くに中継所の鉄塔が見えるこの峠が気にかかっていた。大紀町からは、この峠で古和浦へ通じている。その頃は長年、芦浜原発問題で地元が大変な状況となって、この峠をこえれば古和浦へ通じているのか、という思いでいた。
 古和峠の復旧については知らずにいたので、前日までは藤越え、能見坂で南島町(現;南伊勢町)へ降りて、藤坂峠を登るつもりでいたが、古和峠へ行けたので、「藤越え」が登ったことのない峠として残ってしまった。
 という事で、今日は勢和台スポーツ公園にデポして、これも前から気になっていた「基幹林道麻加江小萩線」を登り、藤越えを登るコースとした。林道麻加江小萩線は伊勢のわいださんの練習場でもある。9時過ぎにスタート。
 注連指側から、林道へ入った。実に良い道だ。変な急勾配は無く、淡々と登っていける。綺麗な道と言うことと、距離が100mピッチで表示されているなど、車も少なく、ヒルクライムの練習に最高のコンデションとみた。標高538mの展望台(写真;右手の山は国束山411m、下を宮川が流れる)まで6㎞、入口分岐から標高差約440m。
 折角来たのだからと、さらに上に登る分岐があり、更に75mほど登ったが、展望はあまりきかず、残念な所。「展望広場」が林間となってしまって眺望がきかないのは手入れ不足の感。誰もいないし、風車を見ながら早目のランチタイムとする。
 さて、この林道の最高地点は更に少し登った所にある。そこから一旦170mほど下ってから140mほど登り返し(10km地点が第2ピーク)、そこから小萩まで下り。小萩側は道もやや狭く、転石、落ち葉が多いので慎重に下る。ヒルクライムの練習なら麻加江側、ツーリングなら小萩側が良いかナ。小萩集落手前までで17.7㎞の林道です。登り好きには、実に良い道だと思いました。
 次の藤越えは、倭姫伝説にちなむ道。清冽な一ノ瀬川沿いに登っていくこれも面白い道だった。
川上集落には倭姫が腰かけたと言う「乙女岩」があり、見に行ったが、山の上であり諦めた。巨石がゴロゴロしており、若者がボルタリングの練習をしていた。
 その先には「倭姫伝説の神水」があり、ボトルに水を満たすことができる。峠は標高380mぐらい。手前1㎞は勾配が10%か、小萩までに使ってしまった脚には中々きつい。
 峠を降りれば、10日前に通過した木屋の集落、金輪からは今回初めての藤川右岸の道に入って、田舎道を楽しむ。野原、栃原経由で2時前にデポ地へ。走行67㎞。距離は短いがサイクリングとしては、なかなか充実。
 ランチはオニギリ・パンを持参(店がないため)。

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