自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

府南寺のアイナシ

2023-03-29 | Weblog

 良い天気、市内国府の府南寺で、アイナシが満開と、新聞情報でサイクリング。
 アイナシはイヌナシとナシの交配種。四日市阿倉川では自生地が国天然記念物。大正年間に牧野富太郎が命名したという。府南寺のアイナシは明治中頃一旦伐られたが、今や五本立ちとなってなかなか盛観(写真)。白い花がたくさん咲いて見事。ここは県指定の天然記念物。花はこんな感じ。

 

次の目的地は、亀山の「守口遺跡」を見学に。守口遺跡は、江戸時代(1779年)蛇行する鈴鹿川を直線的に付け替えた河川改修の跡地。王塚古墳から、鈴鹿川の堤防道路にでて、遡上する。サイクリングには良い道だ。ただ、306号など横断する必要があるし、天神阿野田の辺りでは紀勢線を自転車担いで渡る。ここは踏切が無い。良い子は真似しないように。(踏み分け道があるから、昔は赤道が存在していたのだろうが、線路によって道が無くなっている。う回路あり。)
 阿野田から川沿いに山下町まで行くのだが、途中、桜の咲く公園もあり、良い道だ。
 さて、守口遺跡、川床には江戸時代の工事で使われた、木杭が3本ほど残っている。また対岸の粘板岩を削って河道を確保した様子も窺える。説明板も建っており、亀山藩の生田という武士が(他藩の先行事例に学び)、地元の大庄屋の援助を受け河道改修したとある。往時の苦労がしのばれる。

この後、山下町まで走って、農免道路にでて、戻り、楠平尾から林へ抜け、いつもは右折する殿町の交差点を直進し、椋本方面へ農道を使って抜ける。初めての道で新鮮。椋本からは「朝つみ」の前を通過する、下り勾配の快適な農道を山室まで。ここから、あの津台経由中勢BPで帰宅。走行45㎞と午前中のライド。


  

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