TOJいなべは昨日だったのかと、今朝の新聞見て気がついた。昨日は絵の先生のアトリエへ行っていたからなぁ・・・。
今日は午後から、先日、伊賀越えで新しく取り付けた12-30Tを使用した時、30Tの内側にチェーンが落ちてしまったので調整。家でホイールを回してみるが、なんともない。体重がかかっていないのためかな?とも思ったが、ワイヤーの初期伸びかも、とワイヤー調整ボルトを少し締めただけで様子を見ることに。
それよりも、どうも後輪ホイールに振れが出ている。ブレーキを狭めに設定するとリムとブレーキゴムが触っている箇所が出てくる。
ということで、振れ取りをやることに。ホイールは今は廃盤となっている、カンパ「ニュートロン」後輪。20年はゆうに経過している、初期の製品だ。これの面倒な所は、ニップルが表に無い。リムの裏側から、凹型の工具で6角ネジを調製する必要がある。その昔、1本スポーク折れた時、買ってあった凹型のドライバーが役に立った。
タイヤ、チューブ、リムテープまで外して、再度ひっくり返した自転車に装着して作業開始。(振れ取り台など持っていないので)ホイールはスプロケ側(が原因で左側)で外へ振れている。スポークを叩くと鳴る音が他のスポークより低音で緩んでいる、スプロケ側の3本の締め込み調整とする(スポークに印を貼る)。
振れの程度を測るため、名刺を少し切った紙をリムに触るかどうかぐらいで固定して作業を行う(写真)。
3本の真ん中はネジがやや緩んでいたので少しづつ調整しながら締めこむ。スポークは細いエアロなので、共回りしないように、ペンチで強く押さえて、ドライバーを締める(共回りするとスポークがねじれて破損の原因となる)。少しづつ様子を見ながら、場合によっては反対側をやや緩めたりして、振れの範囲が小さくなる。
縦ブレはどうかな?とホイールを回してみてみると、どうも1か所凹んでいるようだ。それも極短い区間。その場所は振れ取した中心の場所。よくよく見れば、ホイールが変形していた。おそらく、リム打ちした時に衝撃でわずかに凹んだ。そして、リム外側に膨らんだようで、指でなぞるとわかる程度だが。
結局、リム打ちした時にホイールが変形、スポークもゆるんだものと判断。このホイールを履いた時の自転車の乗り味が、ホイールの回転ごとに、なんかゴン、ゴンという感じがしていたのはそのためか・・・、と納得。これは治らんネ。それ以外は問題ないので、壊れるまで使えば良いかと。
振れ取りそのものは、めったにやらない素人作業にしては上手くいきました。