自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

美術館へ

2024-09-22 | Weblog
 今、描いている楯が崎の絵が思うように描き進められていない。ので、最近は絵に向かう時間が多い。
 細部が出来ていない箇所が多く、10月下旬に出品しようと思っているが、例え完成しなくとも、おおよその格好はつけないと、と焦っている状態。
 従って、自転車に乗る時間を短くして、と思うようになっている。
 さわさりながら、息抜きも必要。と、今日は県立美術館へ行ってきた。長崎県美術館と三重の所有するスペイン絵画の展示(15cから現代の作品まで)という訳で、そうは期待しないが、長崎県が所有する、アントニオ・ロペス・ガルシアの絵が一枚あり、観たかった。ガルシアは現代のスペイン・リアリズムの巨匠である。
 見出しの画像はミランダという人が1650年前後に描いた、聖アンナ(ヨアキム、ヨハネ)と聖母子の絵。純然たる宗教画なので、比べるのもどうかだが、模写したダ・ヴィンチの絵(聖アンナと聖母子)とは大違いだ。100年以上前に描いた、ダ・ヴィンチがいかに芸術的に偉大であったか、という事が良くわかる絵でもあった。
 ガルシアの絵はリアリズムの表現について、色んな示唆を頂いた感じだった。勉強になった。(この絵は撮影禁止のため掲載できず)
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