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昨日松阪市柚原の「うきさとむら」で買った「榧の実」。すでに半分以上食べてしまった残り(写真;右は取り出した実)。
津市美杉、太郎生の丸八酒店はこの榧の実を炭火で炒って、砂糖をまぶし再度炭火で炒った「榧太郎生(かやたろう)」というお菓子を作っている(今も作っているのか?要確認)。最初は頂き物で、食べたのは30年ぐらいは前になるか、焼杉の素敵な器に入って700円ぐらいだったと記憶している。美味しかったので取り寄せたこともあるし、20年近く前サイクリングで立ち寄って買おうと思ったが、(すぐに売れてしまうので)なかったこともある。(丸八さん宅に)大きな榧の木があるので・・・と言っていた。
今も作っているとすれば、1000円はしていると思うが、高級菓子である。砂糖でつつまれ、香ばしく上品な味に仕立てられていた。油分は控えめながら味わい深く、美味いものだった。
その思い出があったので、買ったのであるが・・・。これは炒っただけの木の実。40粒以上あったが、硬い殻を割って食べる必要がある。焦げた実もあるし、多少、炒り過ぎでほろ苦い。
思い出は、遠く甘く包まれ、安直な再来を期待するには、ほろ苦い・・・ということか。
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