そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

誕生

2006-02-08 22:45:31 | Diary
昨晩、長男が誕生しました。

昨日の夕方、仕事中にヨメから連絡があり、どうやら陣痛が始まったとのこと。
通常、陣痛というのは30分間隔くらいから始まるようなんだけど、ヨメの場合はいきなり5分間隔。
そのまま病院に直行するとのこと。
自分の方も周囲に事情を話し、仕事を切り上げて、新幹線に飛び乗った。
途中、ケータイで病院で付き添っているヨメの家族と連絡がつき、ヨメとも少し話ができたが、かなり痛そうで苦しそう。
ようやく到着。
駅まで義妹に車で迎えに来てもらい、病院へ。
LDR(分娩室)に入るや否や、分娩が始まった。
実は自分が到着する少し前の段階で既に子宮口が完全に開き、もう分娩を開始してもよい段階に来ていたのだが、できれば立ち会い出産を希望していたのでヨメが「ダンナが到着するまで」と頑張って痛みに耐えていたらしい。
ありがとう、ヨメ!
で、何とか間に合ったのだが、ここからが本番。
陣痛が来てお腹が張ってきたら赤ちゃんを押し出すように全力でいきむ→痛みがおさまったら深呼吸して休む、を何度も何度も根気よく繰り返す。
そばでヨメの手を握る自分も、いっしょになっていきみ、深く呼吸をする。
だんだんと赤ちゃんの頭が見えてきて・・・分娩開始から約1時間、ついに誕生!
ハサミを渡され、長い間母胎と赤ちゃんの絆となっていた「へその緒」を切断。
子供は泣き声をあげ、手足をバタバタさせ、とても元気だった。。

立ち会い出産を経験できて、本当に良かったと思う。
生命の誕生の瞬間を実体験し、有史以来すべての人間はこうやって生まれてきたのか、と思うと何だか不思議だった。

陣痛開始から出産まで約5時間というのは、初産としては珍しいほどのスピード安産とのこと。
それでもやっぱりお産ってタイヘンだ。
頑張ったヨメとコドモ、本当にありがとう。
コメント (4)
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