そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

シンガポールのしょっぱい敗戦

2014-10-14 23:12:16 | Sports
日本完敗、0―4ブラジル…ネイマールが4得点(読売新聞) - goo ニュース

舞台の重さが全然違うけど、ブラジルがドイツに7点取られて負けたときのブラジル人の気持ちがちょっとだけわかった気がした。
そんなしょっぱさ。

アギーレは「アジア大会に向けた選手選考の場」であることを強調していた。
彼に課されたタスクを考えれば、その態度は正しいんだけど。
日本のサッカーファンは、アジア大会で優勝することよりも、たとえ親善試合でもブラジルのような強豪といい試合してくれるほうが楽しいんだよね。
それがいいことなのかどうかは別として。
まあ、そのへんのニュアンスを協会もアギーレに伝えきれていないんだろうな、無理もないけど。

試合直後のインタビューで、アギーレは、前半は戦えていた、後半早々の2失点目で崩れた、と言ってた。
確かに前半は、1失点の場面を除けばあまり危ないピンチを迎えていなかったし、逆に攻撃では、小林のボレー、岡崎のヘッド、CKからの塩谷のフリーでのシュートなど、得点の香りがするプレーがいくつかあったのは事実。
かといって、前半の日本が良かったかというと、そうでもない。
田中、森岡、田口あたりは判断やプレーのスピードが遅くて、どうにもペースが上がらない。
逆に1点差で後半を迎えて、本田が入って、ここから押せ押せで、みたいな雰囲気になって。
そんなところで柴崎の凡ミスからネイマールに2点目決められてしまう。
それで、どうしても点取らなきゃ行けない展開になって、焦って攻めては質の低いパスやトラップを搔っ攫われてカウンターでピンチを招く。
で、さらに2失点という悪循環。

なんかまたもや完全に術中に嵌っているというか、ブラジル相手の時は、今日の前半みたいにチンタラやってたほうが却っていい勝負ができるのかも。
まあ、そんな試合、面白くもないんだけどね。

いつかブラジルに勝利する日が来るのだろうか…
コメント
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